38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガース岡田彰布監督の腕時計が注目されている。「トノー(樽)型」と呼ばれる樽のように膨らんだ時計のケースは、数千万円する超高級時計ブランド「リシャール・ミル」に似ていることから、「まさかリシャール・ミル?」「試合中ぶつけたらエラいことに」と時計愛好家の間で話題となった。
日本一決定直後の監督インタビューでも着けていた時計、これはHaofa(ハオファ)というブランドのもの。なぜ岡田監督は耳なじみのないブランドの時計を身に着けていたのでしょう。日本唯一のハオファ正規販売店であるアライス合同会社に聞きました。
ーー日本シリーズで岡田監督が着けていたのはハオファの腕時計ですか?
「インターネット、SNS上の写真を拝見すると、HAOFA1973と酷似しており、Haofa1973であると思われます。日本シリーズの初戦で気付きました。
リーグ戦でご着用されていた黄色い腕時計はHaofa1907でした。引き続きHaofa製品をご使用いただいたのと、日本一を決める重要な試合で着用していただいたので、うれしく思いました」
ーーハオファという腕時計ブランドについて教えてください。
「Haofaは1997年に中国で創立されたブランドになります。機械式腕時計を専門としたブランドで、世界三大複雑機構のトゥールビヨンとカルーセル機構など高い技術力を要するモデルを得意としています。品質と仕上げには特にこだわっており、製品の美しさが自慢のメーカーとなっています」
ーー日本シリーズで着用したHaofa1973について教えてください。
「Haofa1973の魅力はベゼルに軽量で高強度なカーボンファイバーを使用しており、 独特の表情を表現していることです。 文字盤には緻密で立体的な虎のモチーフが配置されており、個性豊かなモデルになっていることです」
ーー日本一後、阪神ファンからHaofa1973の注文は増えましたか。
「日本一決定後にいくつかご注文を頂きましたが、ご購入者様が阪神ファンかまでは分かりません」
◇ ◇
アライス合同会社のハオファ販売ページでは、岡田監督が日本シリーズで着用したHAOFA1973(15万8000円)をセール価格10万9000円、リーグ戦で身に着けたというHaofa1907(12万5000円)をセール価格8万9000円で販売しています。また、阪神日本一を祝い、11月12日まではセール価格からさらに10%割引するキャンペーンを実施しています。