秋は犬の散歩に最適な季節です。犬と飼い主さんたちの楽しそうな様子にほっこりする中、最近よくこんな飼い主さんの姿を見かける…というポストが話題になりました。
「愛犬を散歩される飼い主さんへ。お散歩の時は、ぜひワンちゃんの顔を見ながら歩いてあげて下さい。スマホじゃなくて。うちの家の前は朝夕、愛犬を散歩されている方が多いのですが、最近とみに老若男女問わず飼い主さんがスマホをいじりながら散歩されてるのを見ます。
ワンちゃんは何とか自分の方を見てもらおうと、何度も振り返ったり見上げたりするのですが、飼い主さん全く気付かない。見ていてすごく切ないです。いずれは飼い主さんよりも先に旅立つだろう愛犬さんとの日々は、思っているよりも長くないかも。どうか、一回一回のお散歩が充実したものでありますように」
X（旧：Twitter）にそう投稿したのは、鳥たちと暮らすK Animal lover（@KAnimallover1）さん。子供の頃に元保護犬の男の子と暮らしていたという動物好きのKさんは、続けて、「ワンちゃんにしてみたら『その日の一大イベント』でもあるので、ぜひ一緒になってウキウキお散歩して頂きたいですね」と、投稿。コメント欄には多くの共感の声が寄せられました。
愛犬を守れるのは飼い主だけ
「一切スマホ見るなとかじゃないけど…」
「お散歩の時間ぐらい可愛い子と季節を楽しんで歩いて欲しい」
「本当に愛しい時間って、あっという間なんですよね」
「犬って散歩の時も飼い主の顔をチラチラ見て様子を伺ってる。自分は楽しいけど飼い主さんは楽しんでるかな？って確認してるんだよね」
「足が悪そうな飼い主のお婆さんの顔を何度も見ながらペース合わせてた犬思い出した」
「この前見かけたご婦人が小さな老犬に、『アリがいたねえ』『今日暖かいから気持ちいいでしょ』など、逐一話しかけながらお散歩していてとても良かった」
また、スマホに注視していると思わぬ事故を招きかねない、という心配の声も殺到。
「よく見てないと変なもん拾い食いしちゃいますからね。これホント危ない」
「自転車や障害物にぶつかる、ぶつかりそうになる、人に踏まれる。危機感もないし、何かあった時に守れるの飼い主だけやぞ！」
「ながら散歩」になり、ワンちゃんが悲しそうに見えた
今回の投稿のきっかけをKさんに尋ねたところ、「ほぼ毎日のように見かける犬を連れた若い男性の散歩中の様子が、ある時期から『ながらスマホ』に変わったこと」だったそうです。
「その若い男性は大きなミックスのワンちゃんとよくお散歩していて、以前はそのワンちゃんのことをすごく可愛がっているのが見てわかるほどでした。それがある時からながらスマホになって…。ワンちゃんは以前のように、飼い主さんが話しかけてくれたり、自分を見てくれているのをいつも後ろを振り返りつつ確認しているのですが、飼い主さんはずっとスマホを見ながら歩いているんです。
何かあったのかもしれませんが、楽しそうだった以前のお散歩風景が変わってしまい、ワンちゃんがすごく悲しそうに見えたのが切なくて…。そういえば結構こういう飼い主さんが多いことに改めて気づき、もしこれが当たり前の風景になっているならワンちゃんたちは可哀想だなと思い、老婆心ながらポストしました」（K Animal loverさん）
