テツの部屋(@f95QLtfH1EvahXf)さんの愛犬は、10歳になる柴犬の男の子、テツくん。今から約8年ほど前、当時2歳だったテツくんは、2年間で3度も飼い主が代わるなど、波乱万丈な日々を送っていました。テツくんの過去を知り、テツの部屋さんはテツくんを「一生幸せにしたい」と決心して、お迎えしたそうです。
「こんな風に待っててくれてたら……幸せすぎる」
ついに本当の家族と出会えたテツくん。お迎え直後からテツくんは、ご家族の中でも特にパパさんのことが大好きだったといいます。そんなテツくんのパパ愛が伝わる写真を、テツの部屋さんがTwitterに投稿したところ、14万以上のいいねがつきました。
「いつも一緒に寝ようと端で待っていてくれる愛犬」とつぶやき、テツの部屋さんがTwitterに投稿したのは、パパさんの布団の端っこで、隣にパパさんがやって来るのを待っているテツくんの姿。愛にあふれたその健気な様子に、感動のリプライが殺到しました。
「端っこで待ってくれるなんて」
「控えめに敷き布団からはみ出てらっしゃる」
「寝る時にワンちゃんがこんな体勢で待ってくれてたら、幸せすぎる」
「こんなに愛を感じることないですね(涙)」
「いじらしくてウルウル来ます」
テツくんはなぜ、身体がはみ出るほどお布団の端っこで、大好きなパパさんを待っていたのか?テツくんの「寝場所」について、テツの部屋さんにお話を聞きました。
この子は本当に優しくていい子。絶対に幸せにして
ーー毎晩テツくんはパパさんの「スペース」を空けて待っていてくれるのですか?
「はい。毎晩こんな感じで、布団の右端に寄って、パパの寝る場所を空けていてくれます。犬ですが、時に人間の子供のように感じることがあります。布団の中であまりにも健気にじっとしているので、その様子を写真に撮ってみました」
ーーテツくんはパパさんの隣で眠ると安心するのでしょうか?
「テツは、昔から本当にパパが大好きで、昼間、留守番をしている時は布団の上でいろんな体勢で寝ているのですが、パパの帰宅時間が近づくと、いつもこうやって布団の右端の方で、人間のような姿で布団に入って待っています。パパが帰るとヘソ天になって、『僕、今日もいい子だったよ。お腹なでて~』と言わんばかりに甘えるので、パパもテツが可愛くて仕方がないようです」
ーーどんなきっかけでテツくんをお迎えになったのですか?
「知り合いから『事情があって、犬を飼ってくれる人を探している』と聞いたのがきっかけでした。前の飼い主さんは事情があり、苦渋の決断でテツを手放すことにしたそうです。固定ツイートでもつぶやいていますが、前の飼い主さんはその時、『この子は本当に優しくていい子だから、絶対に幸せにしてくれる人でないと渡せません』と、強い想いを語られました。そこには言葉では言い表わせない深い愛を感じました……。それがテツとの出逢いでした」