tl_bnr_land

立ち入り禁止エスカレーターの入口…床に波打つテープ!?工事現場の職人が込める意味とは 「使い方ひとつで表現になる」

山脇 未菜美 山脇 未菜美

一風変わった立ち入り禁止の表示が、SNS上で注目を集めている。エスカレーターの入口部分の工事現場を撮影した写真で、鉄板を囲むように、床の上で波打つ水色のテープが貼られている。「テープの使い方ひとつで表現になるんだな」。撮影者が感心して投稿すると、工事の現場監督を務める男性から「床の目地(接合部)のシール打ち立ての表示ですね、工事現場でよくやっています」と返信が…!聞けば、テープには現場作業員ならではの意味が込められているようで…。

Xに投稿したのは、大阪で文具などのセレクトショップを営む山下義弘さん。写真は実は6年ほど前のもので、思い出す機会があって投稿したという。撮影場所は、仙台にあるショッピングモールのエスカレーター前。エスカレーターには使用禁止の看板が出ていたという。水色のテープについて「水の滴のような表現に可愛らしさとアートのような印象を受けました」と話す。

ほかの職人への注意喚起も

返信した男性によると、水色のテープは注意喚起の目印という。今回の場合、鉄板とタイルの結合部をシールで固める作業をしたと考えられるという。接合部は硬化するまで少なくとも1日ほど掛かる。そのため、「ほかの作業員が誤って踏んでしまわないように」との意味と、「工事関係者以外の一般の方が踏んでしまわないように」との意味が込められているという。

「多くの人が通る部分のシールは硬化前に踏まれるリスクがあり、踏まれてしまうとシールを打ち直さなくてはなりません。やり直しをしないためにも、水色のテープのように注意喚起しています」と説明する。業界でテープを波打たせるルールはなく、職人によってやり方はさまざまという。

三角コーンなどで区画すればいいのでは…?との声に対しては、「立ち入り禁止の措置がしっかり取られていれば、一般の方から踏まれるリスクはないので、不要かもしれません」としつつ、「立ち入り禁止の中で作業をするのは、シールを打つ人だけではありません。ほかの職人の注意喚起のためにもあった方が親切だと思います」と、いろんな配慮があることを明かした。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース