抱っこした瞬間、胸キュン「この子を幸せにしたい」…決意とともに迎えた猫が、私を変えた

渡辺 陽 渡辺 陽

ちくわちゃん(生後9カ月・メス)は、東京都在住のIさんに、新たな家族として迎えられた。ちくわちゃんは保護された時はわずか1カ月足らずの赤ちゃん猫だったという。

ちくわちゃんとIさんとの最初の出会いは2022年12月18日、ちくわちゃんが2カ月の時だった。ちくわちゃんの保護の経緯については詳細がわからないものの、保護当初は元気も食欲もあまりなかったそうだ。

「私は以前、同棲生活をしていたことがあります。しかし、別々に暮らすことになり、猫の飼育ができなくなりました。私は寂しがり屋で、人に喜ばれることが好きな性格で、自身のために頑張ることは苦手でした。そんな時、偶然にも保護猫の募集情報を見かけ、そこでちくわちゃんと出会いました」

ちくわちゃんは、非常に活発な子猫だった。Iさんはちくわちゃんを抱っこした瞬間から、「この子を幸せにしたい!この子のために頑張る!」と決意したという。

売り上げが3倍に

ちくわちゃんは家に来た初日から警戒心を抱かず、食事を楽しむおてんば娘だった。少しビビりながらも、すぐに新しい環境を探索し、元気に鳴きながら遊んでいたそうだ。名前「ちくわ」の由来は、その茶色と白い毛色が、ちくわのようだったからだという。

ちくわちゃんはおしゃべり好きで甘えん坊、そして食いしん坊でもある。とにかく食べることが大好きで、お腹が空くと元気いっぱいになる。また、彼女はおもちゃを持ってきて遊びを促すこともあり、ペットボトルのキャップを追いかけるのが大好きだ。キャップを取りに行く途中で、自分が忘れてきたことに気付いて再び取りに戻る様子は、彼女のちょっとしたマヌケな一面を表している。

ちくわちゃんを迎え入れたことで、Iさんの内面も変化した。

「誰かのために頑張ることが好きでしたが、ちくわを家族に迎えてからは、ますますその傾向が強まりました」

Iさんは健康食品の商品開発と経営をしているというが、「ちくわを迎えたことで売上が3倍以上に増加しました」と話す。ちくわちゃんの愛らしさと活力が、Iさんの生活に新たな活力をもたらしているようだ。

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