一人暮らしのみなさんは、毎月どのくらい貯金をしていますか。一人暮らしをしている全国の10～60代以上の男女506人（男性266人／女性240人）に聞いたところ、4割弱の人が「1万円以下」と回答しました。また、貯金が難しいと感じる理由は「収入が少ない」が最多となりました。
株式会社AlbaLink（東京都江東区）が運営する『訳あり物件買取プロ』が、「一人暮らしの貯金額に関する意識調査」と題して2023年8月～9月の期間にインターネットで実施した調査です。
まず、ひと月の「理想の貯金額」を教えてもらったところ、「～5万円」（34.0％）、「～10万円」（21.5％）、「～3万円」（19.4％）などに回答が集まり、平均は「6万526円」となりました。
その一方で、ひと月あたりの実際の「貯金額」については、「～2万円」（22.2％）、「～1万円」（19.0％）、「～3万円」（16.8％）、「～5000円」（10.1％）という結果となり、4割弱の人が「1万円以下」（38.6％）であることが分かりました。
そこで、「貯金が難しいと感じる理由」を複数回答で教えてもらったところ、1位は「収入が少ない」（152人）、僅差の2位は「生活費がかさんでいる」（145人）でした。以下、3位「計画性がなく浪費しがち」（36人）、4位「急な出費が多い」（32人）と続き、どちらかというと支出の問題を挙げた人が多数みられました。回答者からのコメントは以下の通りです。
【1位：収入が少ない】
▽給料が安いので、なかなか貯金できない（33歳女性）
▽パートでしか働けないので、月に平均7万円くらいの赤字になる（58歳男性）
▽給料が安いため。残業すれば稼げるが、身体的・精神的に残業はしたくない（23歳男性）
【2位：生活費がかさんでいる】
▽思ったよりも一人暮らしでお金がかかっているから（23歳男性）
▽家賃が高くてなかなか貯蓄できない（33歳男性）
▽生活費がどんどん上がってきて、貯金に回す余裕がない（40歳女性）
【3位：計画性がなく浪費しがち】
▽貯金が習慣化していない。計画通りにお金を使えていない（28歳女性）
▽あると使ってしまう。貯金を後回しにしてしまう（32歳女性）
▽無駄な出費が多いから（38歳男性）
【4位：急な出費が多い】
▽医療費など、予想外の出費が発生する（29歳女性）
▽急な出費が多々発生するため（31歳男性）
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最後に、「貯金したい理由」を複数回答で答えてもらったところ、圧倒的1位は「将来・老後のため」（311人）でした。以下、2位「急な出費に備えて」（56人）、3位「旅行・趣味に使いたい」（34人）、4位「結婚資金を貯めたい」（28人）と続きました。回答者からのコメントは以下の通りです。
【1位：将来・老後のため】
▽将来不自由なく暮らしたいから、独身時代に貯蓄したい（23歳男性）
▽将来のために、年間100万円は貯金したい。お金がないと不安なので（30歳男性）
▽一人暮らしなので、将来収入が得られなくなった際の生活費用に貯金したい（50歳女性）
【2位：急な出費に備えて】
▽突発的な出費に余裕を持って対応できる程度の蓄えが欲しいため（35歳女性）
▽緊急の病院代など、お金が必要な場面に備えるため（43歳男性）
▽一人暮らしを始めて貯金がほぼなくなってしまったため、緊急事態への蓄えとして一定の貯金が欲しい（23歳男性）
【3位：旅行・趣味に使いたい】
▽海外旅行のため（27歳男性）
▽1年に1回は海外旅行に行きたいから（52歳女性）
▽習い事をするのが好きなので、やりたいことができたらすぐに支払えるように貯蓄をしておきたい（38歳女性）
【4位：結婚資金を貯めたい】
▽将来結婚式をあげたいから（23歳女性）
▽結婚準備のため（24歳男性）
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【出典】
▽訳あり物件買取プロ／【一人暮らしの平均的な貯金額に関する意識調査】男女506人アンケート調査
https://wakearipro.com/living-alone-savings-amount/
