「今年は気温が下がらないので運動会の練習をお休みしてます。練習量が減るので去年よりうまく行かないと思います。でも体調と楽しむことを優先して決断しました。温かく見守ってください」
X(旧Twitter)ユーザーのなめこ(@gFSNyutoMN6Y1Ym)さんの投稿に5.5万いいねがつくほど話題を呼んでいます。なめこさんが投稿したのは、お子さんが通う幼稚園からあった上記のアナウンスです。
記録的な猛暑が続くなか、幼稚園から保護者たちにこのように説明があったそうで、なめこさんは「これで反対する親いる~??いねぇよなぁ~???」と添えてXに投稿しました。幼稚園の判断に、Xユーザーたちからは「子どもを第一に考えてくれている」など、多くのコメントが届いています。なめこさんにお話を聞きました。
「子どもにも保護者にも真摯だなと」
なめこさんによると、幼稚園の保護者会にてこのようなアナウンスがあったそう。なめこさんは「先生は申し訳なさそうに話していたのですが、子どもにも保護者にも真摯だなと思いました」と語ります。
このような判断は、お子さんが通う幼稚園ではよくあることなのでしょうか。「『子どもにとってどうしたら一番良いのか』という判断はいつも通りです」となめこさん。「遊戯会の時も親や見映えは二の次で子どもたちが一番楽しく過ごせるよう毎年そのクラスに合わせた演目です。(子どもたちから)『この曲をたくさん見て欲しい』との声があれば、全く同じ曲を同じクラスが二回やることもありました」と子どもたちの意思や健康を第一に考えた幼稚園だと明かします。
なめこさんの投稿には100件以上のコメントが寄せられており、「子どもたちの命の方が大事だもんね」「全国的にこれでいいんじゃないのかな?」「子どもの健康を最優先するの素晴らしい」と、幼稚園の判断に同意する声が多く上がりました。
反響の大きさになめこさんは「正直、こんなことになるとは…」と驚き。その一方で、「私の園の保護者は誰もこの判断についてざわついていません。賛美も批判もないです。『まぁそうなるよね』くらい。こういう選択肢があることがもっと広まった方がいいのかなと思いました」と語りました。