X(旧Twitter)で育児漫画を投稿する33歳のまぼ(@yoitan_diary)さんの投稿が話題です。
10年前、当時23歳だったまぼさん。高校時代の友人たちと卒業後もたまに飲みにいくといいます。まぼさんが「来週末渋谷で飲むんだけど来ませんか~?」のお誘いを友人メンバーに送信すると、続々と返信が。
「遅れるかもだけど行くわ。」「先にメンツ教えて。」「りょ。」「行きたいんだけど南武線沿線にしてもらえないかな?」と、自分本位な様子がうかがえるシンプルな文面が届きます。
時が経ち現在33歳のまぼさん。
同じように「来週末渋谷で飲むんだけど来ませんか~?」とお誘いすると、10年前と同じメンバーからとは思えない文面が届きます。
「誘ってくれてありがとう‼遅れるかもだけど参加したいです!」「ごめん出張だ…誘ってくれてありがとう‼次は‼」「幹事ありがとう。行きます」「行きまーす。誘ってもらえてうれしいです♡ありがとう!」とそれぞれ感謝のひと言が添えられています。
10年前との違いにまぼさんは「みんな大人になったな…」としみじみ。「私もこの歳になると声かけてくれるそのこと自体がうれしく、ありがたい…」
「みんなの返事が大人になってる😂」
「わかる〜誘ってもらえるだけありがたいよ本当」
「歳を重ねると、こうやって人と関わる時に相手を尊重し、言葉に丁寧さを持たせて、どんどん文章が長くなっていくんですよね…w」
「ほんとわかる、日常タスクこなしながら、幹事をしてくれて、しかも自分を誘ってくれる…ほんとありがたいことなんですこれは…」
このエピソードに、共感の声が相次ぎました。
まぼさんにこの時のエピソードや高校時代の友人たちとの関係性についてくわしく話を聞きました。
――高校時代の友人グループは何名でしょうか?
「漫画には便宜上4人で描きましたが、実際は7人程度です」
――10年前と今、集まる頻度は変わりましたか?
「10年前と比べて集まる回数は減りましたし、メンバーも少し変わりました。私自身も、転勤や出産、育児などで参加できる機会はやはり減りましたね」
――10年前、シンプルな返信を受けてどのように感じていましたか?
「当時は私自身もあっさりした返信で済ませていましたので、何も感じませんでした」
――まぼさんが現在お誘いを受けたらどのように返信しますか?
「私自身も出産や子育てを経て、お誘いを受けても断ってしまうケースの方が増え、少しずつ誘われること自体も減ってきました。そんななかでも変わらず声をかけてもらえることの嬉しさを感じるので、参加・不参加に関わらず誘ってくれたことへの感謝を言葉にするようになりました」
――高校メンバーと話していて他に10年前と変化したなと思うことはほかにありますか?
「話す内容がやはり変わったなと思います。子育てあるあるの話をしたり、転職の相談や役職についての悩みだったり…。33歳になったなと思う話題が多いです」
――高校メンバーとはどのような関係でしょうか。
「「一生の友だち!」「10年後も一緒に遊ぼうな!」のようなノリではないのですが、良き友人たちです。それぞれ住んでいる場所も違えばライフステージも違うなかで、久しぶりに会ってそれぞれの暮らしを聞くこと自体が楽しいです」
なんと、メンバーの中には元カレもいるというまぼさん。「でもカラッとした関係なので私の家族もいつも快く送りだしてくれます」と笑います。よい友人関係が築けている証拠ですよね。
そんなまぼさん、自身の経験をもとにした子育てコミックエッセイ「よいたん3歳、ときどき先輩。」(KADOKAWA)を出版しています。人生何周目?と思うような3歳時の発言など、読めば癒されること間違いなしの爆笑エピソードがたくさん!こちらもぜひチェックしてください。
■コミックエッセイ「よいたん3歳、ときどき先輩。」(KADOKAWA)
■まぼさんX(旧Twitter) https://twitter.com/yoitan_diary