事故現場には愛犬の死を悼み、花を手向ける人やドッグフードを供える人の姿も…
事故現場は、少し大きめの交差点と国道302号を結ぶ道路。片側一車線で車通りが多く、とくに朝や夕方は交通量が多いとのこと。近くには小学校、幼稚園、保育園があり、朝から夕方まで小さい子どもたちが押しボタン式の横断歩道を渡るそうです。まっすぐな坂道でこれまでも信号無視の車が多く、危ない思いをした人が多いとか。この道を渡る時、ともこさんも子どもたちに車に気を付けるよう注意を呼び掛けてきましたが、今回朝陽くんが信号無視をした乗用車の犠牲に…。
一緒に横断歩道に渡った三女について「娘は今も事故が起きたことを理解できていません。青信号で横断歩道を手を上げて渡り、どうして車にひかれたのか、どうして朝陽は死んでしまったのか…ただ横断歩道が恐ろしくなり、1人では渡れなくなりました。信号無視して朝陽をひき殺して逃げた車が憎いと言っています」と、ともこさん。そして朝陽くんの死を悼み、事故現場付近に花を手向ける人や犬用フードを供える人たちが絶えないといいます。
「皆さんのお供えやお花。朝陽に代わって、お礼申し上げます。お花以外いただいたものはお供えしたのち、寄付させていただきたいと思います。朝陽は抱っこが大好きな子でした。手のかかる子だけど、とても愛しい子。朝陽は姿が見えなくなったけど、私たちの足元をピョンピョン跳んでる気がします。これからもずっと一緒だって自分に言い聞かせていますが『朝陽』って呼んじゃうと涙がボロボロ出てきて止まらなくなります。ものすごく寂しいです」
朝陽くんの事故について目撃した方、乗用車に見覚えがある方など情報を求めています。
愛知県警緑署交通課・電話「052-621-0110」まで。