家族や友人と大自然の中で楽しい時間を過ごせると人気を集めるキャンプですが、中にはマナーを守らない人もいるようです。そこで、キャンプに行ったことがある全国の男女1000人に、「キャンプ場で目撃した非常識な人・行為」に関するアンケート調査を実施したところ、3人に1人が「非常識な人・行為を目撃した」と回答しました。また、特に多かった非常識な人・行為は「ゴミのポイ捨て」だったそうです。
株式会社NEXER（東京都豊島区）が運営する「日本トレンドリサーチ」が、「株式会社タナベスポーツ」（大阪市中央区）と共同で2023年8月にインターネットで実施した調査です。
調査によると、31.5％の人が「キャンプ場で、非常識な人や行為を目撃したことがある」と回答しました。
ちなみに、それはどういった人・行為だったのか、また、その非常識な人・行為を目にしてどう思ったか詳しく聞いたところ、以下のようなコメントが寄せられました。
▽『ゴミを川に投げ入れる人』二度と来てほしくないと思った（50代男性）
▽『その場にごみを放置して帰る人』自分が楽になることしか考えてない、アウトドアで楽しむ資格はない（30代女性）
▽『帰る時に大量のゴミ袋を山の茂みに投げ込んだ人達』自分たちのゴミは自分たちで持ち帰るのが、キャンプをする人達の最低限のルールだと思った（50代女性）
▽『男性が、川の方を向いて、おしっこをしていたこと』汚い、やめてくれ～と思いました（40代女性）
▽『男数人の柄の悪く感じる中年グループが、空き瓶を的にパチンコ？スリングショット？で的あてをしていた』関わりたくないし、管理者側から出入り禁止にしてほしい（40代男性）
▽『音楽を大音量でかけたり、夜中に大声で騒いでる人達』注意したかったけど何されるかわからないのでやめました（50代女性）
特に「ゴミのポイ捨て」に多くの回答が集まり、「アウトドアを楽しむ資格はない」「最低限のルールを守っていない」など、キャンプを愛する人たちの憤りがうかがえたといいます。
次に、「非常識な人や行為を目撃したことがある」と答えた315人に対して、「その非常識な人や行為に対して、何かしらアクションを取りましたか」と聞いたところ、26.7％の人が「はい」と答えました。
また、そのアクションを取った結果、どうなったかについては、以下のようなコメントが寄せられています。
▽『ごみのポイ捨て、関係ない人に執拗に絡む』施設の人へお知らせをして、注意してもらったら退散した（20代女性）
▽『ごみの放置』ゴミは集積場に持っていきましょって声をかけた。一緒に持って行った（40代男性）
▽『ごみ放置、騒音』はぁ、と不服そうな態度だったり、聞き流されたりと様々（50代女性）
▽『大声で騒ぐ』声をかけて、丁重に注意して静かにしてもらった（50代男性）
▽『使用後の鉄板を川で洗う』注意したら、やめたものの嫌な顔をされた（50代女性）
▽『ごみの放置』拾えと言ったら掴み合いのケンカになった（50代男性）
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最後に、すべての人に「過去に『キャンプ場で非常識な行動をとってしまった…』と思ったことはありますか」と聞いたところ、5.4％の人が「ある」と回答。
具体的には、「花火をして川を汚した」（50代男性）、「焚き火の始末やゴミの持ち帰りなど、きちんと現状復帰出来たかわからないこと」（30代男性）、「遅くまで音楽をかけていた」（40代女性）、「知人とキャンプに行き、つい話し声が大きくなってしまい近くの別のキャンパーに注意を受けた」（40代男性）といったコメントが寄せられたほか、バーベキュー禁止地域でバーベキューを行ってしまった人もいたそうです。
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【出典】
▽【マナー違反です】31.5％が、キャンプ場で非常識な人や行為を目撃したことが「ある」その行為とは？
https://trend-research.jp/19236/
▽株式会社タナベスポーツ
https://www.tanabesports.com/c/camp-rental
