「昼の炎天下に犬の散歩は虐待!」→「早朝4時ですが?」思い込みで誹謗中傷する「お散歩警察」に困惑「批判する人、犬と暮らしてる?」

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

誹謗中傷の投稿、拡散は刑事責任を問われることも

ーー黒虎くんは甘えん坊で賢く、お散歩が大好きなわんちゃんなのだそうですね。

「お散歩中はいつも、パトロールするように辺りを見渡しながら、小走りのスピードでルンルン弾むように歩いています。私1人の時は、トイレを済ませたらすぐに、妻が待つ自宅に帰りたがるのですが、妻も一緒にみんなでお散歩に行くと、何時間でも終始楽しそうに歩きます。秋冬の涼しい季節では、朝10時から夜8時頃まで、25キロほど旅のように歩いたこともあります」

ーー早朝のお散歩以外にも、黒虎くんの暑さ対策で工夫されていることは?

「メッシュタイプの冷却用の洋服を着せて、服の上から水をかけてあげたり、お散歩に行く前に、冷やしたお水を充分に飲ませてから出発します」

◇ ◇

「真夏の炎天下」の危険性を認識せず、気温の高い昼間に犬をお散歩させたり、人間の買い物に犬を同伴させる人がいるのも事実です。

しかし、都会と田舎、地域によっても、気温や湿度、地面の温度などは大きく異なります。また、どんな悪天候でも散歩でしか排泄できない犬もいます。どうしても飼い主さんの都合がつかず、散歩の時間が限定されてしまう日もあります。車などの交通手段がなく、昼間、歩いて動物病院などに犬を連れ出さなければならないこともあるかもしれません。

そんな時、やむを得ず外出したタイミングで「お散歩警察」に目撃・撮影され、SNSで批判され拡散されてしまう……といった可能性もあり得ます。

「おかしいな」「知らないのかな?」と思った時は、反射的に「批判」したり、頭ごなしに「自論」をかざす前に、まずは飼い主さんや投稿者さんに声をかけたり、確認してみてはいかがでしょうか? それぞれの状況や環境、背景を想像したり、冷静に話し合える知性と心の余裕を持ち合わせていたいですね。

※SNS上で悪口や根拠のない嘘、誹謗中傷などを投稿をすれば、名誉毀損罪や侮辱罪等の刑事責任を問われたり、高額の慰謝料を請求される場合があります。また自ら投稿をしなくても再投稿(リツイート)などで拡散した場合も同様です。

■黒虎くんの飼い主さんがデザインする「黒虎くんのオリジナルグッズ」

■黒虎くんのInstagram「kaiken.kurotora」

■黒虎くんのYouTubeチャンネル「甲斐犬黒虎」

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