「それ風を集める装置じゃないから…」柴犬が見つけた「エリザベスカラー」の使い方が話題!賢さと強い意思に感嘆の声

はやかわ かな はやかわ かな

「お前、それ風を集める装置じゃないからな」とつぶやき、黒柴の春吉さん(@kuroshibaHAL)がTwitter(現:X)に投稿した写真が話題になりました。

そこに写っていたのは、皮膚炎の治療のためにつけている「エリザベスカラー」を使い、扇風機の風を集めている黒い柴犬の姿!柴犬が編み出した賢くて斬新な「エリザベスカラー」の使い方に、絶賛のリプライが殺到しました。

「めっちゃ賢い!」
「シンデレラフィット!」
「か~ぜをあつめて~」
「風を集めまくって蒼空を駆けたいのかも~」

か~ぜ~をあつめて~♪

細野晴臣さんや大瀧詠一さんらが結成したバンド「はっぴいえんど」の名曲「風をあつめて」のフレーズを引用した声も寄せられたのは、丸顔が可愛い8歳になる黒柴の男の子、春吉くん。飼い主さんによると、犬にも人にも懐っこく、柴犬らしいツンデレ成分ゼロなわんちゃん、なのだそうです。

そんな春吉くんが編み出した「エリザベスカラー」で風を集める方法について、飼い主さんにお話を聞きました。

「光」を集めていたことも

ーー春吉くん、賢い使い方を発見しましたね。

「実際は風を集めていたわけではなく、扇風機の前にあるコット式のベッドが春吉の寝床なのですが、そこで休んでいた時に、たまたま首振りモードだった扇風機が春吉の真正面を向いていて、なぜか春吉もそれをじっと見つめていた……という偶然の瞬間なんです。もともとは、子供が扇風機の前で声を振るわせる『ワレワレハ宇宙人ダ』というネタでツイートしようと思っていたぐらいなので、たくさんの方に注目されて飼い主はちょっと恥ずかしいです(笑)」

ーーエリザベスカラーは皮膚炎対策なのだそうですね。

「春吉はアトピーとかアレルギーの体質で、身体を掻いて肌を傷つけたり、ハウスダストなどの刺激を防ぐために、家の中ではカラーとツナギぽい全身を包む服で過ごしています。もちろん鬱陶しいとは思いますが、幸いにも呑気に何でも受け入れてくれる性格なので、もう何年も平気でこのスタイルで過ごしています。投げたボールやぬいぐるみを、カラーをバスケットボールのゴールのように使ってキャッチしたり、ヨーグルトの空き容器をカラーで支えて舐めたり、今や身体の一部になってるみたいです。『風』だけでなく『光』を集めていたこともあります」

風を集めていた、いつもニコニコな食いしん坊

ーー「風を集める装置」というツイートは、やはり「はっぴいえんど」の名曲「風をあつめて」から…?

「春吉の飼い主はまさに『はっぴいえんど』世代で、とくに細野晴臣氏を敬愛するシニアですが、ツイートした時点では全く意識していませんでした。扇風機を見つめる姿がパラボラアンテナのように見えたのでそう書いてしまっただけで、リプライをいただいて初めて、あー!はっぴいえんどだ!と気づいたくらいです」

ーー皆さんを笑顔にした春吉くんは、どんなわんちゃんですか?

「いつもニコニコ、人でも犬でも誰とでも仲良くできるタイプです。たぶん生まれてからこれまで、怒ったことすらないんじゃないしょうか。もしごはんやかじってるオヤツやオモチャを横取りしても、うなったり怒ったりせず、ただただ、『あ~ん、やめてえ~』と切なそうな顔をして、返して!とアピールするだけ。吠えることも滅多になく、飼い主ですら声を聞くのは年に数回くらいです。

そして、超が10個くらいほどの食いしん坊で、野菜でも果物でも何でも大喜びで美味しそうに食べ、一度でも何かをくれた人のことは一生忘れません。見かけたらすっ飛んで行って飛びついておねだりします(笑)」

◇ ◇

「風をあつめて」いたみたいな姿で、多くの人を笑顔にしてくれた春吉くん。

「春『およ?ボクはせんぷうきに当たってただけなのに、なんでみんな笑うのよさ?』」「春『でもみんな賢いって褒めてくれてるのよさ♪嬉しありがと』と、春吉くん目線で返信をしていた飼い主さん。寄せられたたくさんの楽しいリプライや反響に対して、「全部にお返事したりお礼ができてなくて申し訳ないのですが……すごく嬉しかったです!」とのことです。

■黒柴の春吉さんのTwitterアカウント

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