あり得ない領収証の記載ミスがSNS上で大きな注目を集めている。
「おい嘘だろ」と件の領収証を紹介したのはTwitter文学・マーダーミステリー作家のかとうゆうかさん(@plasticat_y)。
宛名の部分に「からでください」と書かれたこの領収証。おそらくかとうさんは空欄のままでいいという意味で「空でください」と言ったのだろうが、レジ係はその意をまったくくみ取ることができなかったのだ。
SNSユーザー達からは
「飲食は色々な人おるからな」
「やられましたね。うちの会社で聞いたことがあるのは、『アルファベットでエスエムイー』と伝えたら『アルファベットで SM医院』と書かれたという話。正しくは『SME』です、もちろん。」
「昔、笑福亭鶴瓶さんが『上でいい』ってお願いしたら『ウェディ』って書かれていて、経理さんに払ってもらえなかったという話を思い出しました!」
「言われた通り、にしたんやろな」
など数々の驚きの声、同情の声が寄せられている。
自宅に戻ってから気づいて「wwwww」
かとうさんに話を聞いた。
ーーどんなお店、担当者だったのでしょうか?
かとう:都内の飲食店です。会計時、席でカードを渡しました。20代前半に見える女性がレジに会計をしに行き、その後カードと一緒に領収書を持ってきてくれましたが、書いているところを見ていないので、書いた方がその方かどうかは存じ上げません。
ーーこの記載に気付いた時は。
かとう:自宅に戻ってから気づいていわゆる「wwwww」の状態でした。面白すぎて一人で消化できなかったのですぐにツイートしました。クレームは入れておりません。
ーー反響を呼びました。
かとう:知らない人がリプや引リツでいろんな意見や忠告をくれたり一緒に笑ってくれたりと、予期せぬ反応があって驚いた反面楽しかったです。これぞ他のSNSにはないTwitterの醍醐味ですね。
◇ ◇
領収書の宛名の記載ミスとしては「(株)」を「マエカブ」と書かれたり、「なし」と書かれるなど、いくつかの王道パターンがあるようだ。もらった領収証はくれぐれもその場でチェックするよう心掛けたい。
なお今回の話題を提供してくれたかとうさんは今年4月に集英社から発売されたTwitter文学アンソロジー「本当に欲しかったものは、もう」に作品が収録されている。ご興味ある方はぜひチェックしてただきたい。
かとうゆうかさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/plasticat_y
「本当に欲しかったものは、もう」(集英社):リンク
過去に制作したドラマ、マーダーミステリー作品:https://lit.link/plasticat