学校のテストに母親が描いたイラスト作品が載っていたーー。こんなレアな経験をした小学生の双子の姉妹がいます。2人のかわいらしい驚きぶりは、ネットユーザーたちの間にほっこりした気持ちを運んでいます。双子のお母さんである、イラストレーターのアキタヒロミさんに話を聞きました。
テスト中なのに興奮して、思わず…
教材は小学1年生の「算数テストＮ」（文溪堂）。お子さんたちは幼いなりに母親の職業は理解しており、「算数テストのお仕事をしたことがあるとチラッと話していました」。しかし、具体的な教材名などは伝えておらず、「今年の教材として子どもたちの学校で採用してもらっているかは分からなかったので、毎回ドキドキしながらテストに向かっていたと思います」。
テスト当日。問題用紙を見た妹さんはすぐに気が付きます。「母のイラスト！！」。同じクラスにいるお姉ちゃんに知らせようと、興奮して立ち上がり、先生に注意されてしまいました。普段の授業態度は「じっと座って聞いているタイプ」だというから、先生もさぞかし驚いたのではないでしょうか。
その日の午後。アキタさんがお子さんたちをお迎えに行くと、顔を見るなり口々に「テスト、かぁかのイラストだったよ！」「やったー！」。うれしそうに報告してくれました。
ちなみにテストの結果は？ 「興奮しすぎて集中できず、簡単な問題なのに間違えてました（笑）」
アキタさんは子どもたちの学習教材に携わることができ、「子どもたちの教材に関われたら素敵だなぁと目標の一つにしていましたが、今回ついにかなって、親子で喜び合える瞬間がとてもうれしかったです。あらためて幸せなお仕事をさせてもらっているなぁと実感しました」と感慨深げでした。
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アキタさんは7月1日、自身のツイッター（@kogumadesign）を更新。今回の出来事を投稿しました。
「双子たちが持って帰って来た算数テストに私のイラスト 当日『母のイラスト！！』と気がついた妹ちゃん。姉にも教えないと！！と興奮のあまり、（テスト中なのに）立ち上がって、振り向き、先生に注意されちゃったそうです すみませんー その場面を想像して、嬉しいやらおかしいやら・・（笑）」（アキタさんツイッターより引用）
投稿を読んだユーザーからは、1万を超えるいいねがつき（3日午後5時現在）、「気付いた娘ちゃんたちすごい〜」「これはうれしいですね」「めっちゃすてき」「かわいいな」「お母さんのイラストだからすぐわかったのかな」などのコメントが寄せられています。
