ペットのカナヘビが天国に… 小学生の子どもが作ったお墓がスゴすぎる! 親が「少し震えた」という意味深発言も

門倉 早希 門倉 早希

自宅で飼っていたカナヘビ(トカゲの一種)が死んでしまい、「埋葬してくる」と言ったままなかなか戻ってこない子ども。しばらくすると、なにやら達成感に満ち溢れた表情で戻ってきたといいます。不思議に思った親が埋葬場所を見に行ったところ…。

このエピソードをツイッターに投稿したのは、11歳のお子さんを持つこすも(@super_luckyboys)さん。こすもさんが見た埋葬場所には、大きさ約40センチ、周濠や小石の装飾を施した立派な前方後円墳ができていました。予想していなかった光景に、こすもさんは「偉大なカナヘビに私はひれ伏しました」と驚きを隠せません。詳しい経緯をこすもさんに伺いました。

立派なお墓に、意味深な発言も…

こすもさんのお子さんは、動物やアウトドア、新聞や本を読むことが大好きな知的好奇心あふれる11歳。親であるこすもさんも「どうしてそんなことを知っているのか」と度々驚くほど、大人顔負けの物知りだといいます。

そんなお子さんが、カナヘビを飼うようになったのは数か月前。公園でカナヘビを見つけたお子さんは興味津々で飼うことにしましたが、6月頭に天国に旅立ち、埋葬することに。そして例の前方後円墳が出来上がったといいます。

こすもさん曰く、お子さんは古墳という存在は知っていたものの、前方後円墳の名称などは知らなかったそう。こすもさんがその再現度の高さの理由を尋ねると、「知らない」とお子さん。こすもさんは「おそらく新聞か本で見たのを覚えていたのでしょう」と推測します。

一連のエピソードとお墓の写真をおこめさんがツイッターに掲載すると、大きく拡散され11万いいねを獲得。反響を受けてこすもさんは、「子供が可愛がっていたペットの死という悲しい出来事が、子供の手によってたくさんの人々の心を和ませる結果となったことに驚いています。私が神の元へ旅立ったときは、この古墳より凄いのを作ってもらえるように頑張ります」と語っています。

さらに、お墓のエピソードはここでは終わらず、お子さんはさらに「カナヘビは死んだんじゃない。ただ帰っただけ。神様がカナヘビの体を借りて様子見に来てただけ」という意味深な発言をしていたそう。こすもさんは「内心、また面白い発想してるなという感じでした。ただ、リプに『蛇には神が宿る』みたいなことをおっしゃる方が多いのを後で見て、少し震えました」。

お子さんの小学生らしからぬ知識量やその好奇心に、親であるコスモさんは「子供は元々向上心の塊みたいなものなので、それなりの環境を与えると勝手に成長していくものなんですね」と感心。さらに、「私もたくさんのことを子供から学ばさせてもらってます。今後もこの子の親として恥じることのないように、この子に育てられてる私をtwitterからお楽しみいただけたら幸いです」と語りました。

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