1953年に日本で初めてテレビ放送が開始されてから今年で70年となります。皆さんはこれまでどんなテレビ番組に夢中になったでしょうか。今年還暦を迎える1963年生まれの男女2000人を対象に、夢中になったテレビ番組を聞いたところ、第1位は「8時だョ!全員集合」でした。
PGF生命保険株式会社(東京都千代田区)が2023年3月に、「2023年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」としてインターネットで実施した調査です。
今年の還暦人に夢中になったテレビ番組を聞いたところ、ザ・ドリフターズの代名詞といえるバラエティ番組「8時だョ!全員集合」(96人)がトップとなり、2位「ザ・ベストテン」(80人)、3位「オレたちひょうきん族」(58人)と続きました。
男女別に詳しく見てみると、男性では1位「8時だョ!全員集合」(55人)、2位「プロ野球中継」(47人)、3位「仮面ライダーシリーズ」(43人)、4位「オレたちひょうきん族」(42人)、5位「ウルトラマンシリーズ」(33人)、6位「太陽にほえろ!」(24人)、7位「プロレス中継」(23人)、8位「宇宙戦艦ヤマト」(19人)、9位「ザ・ベストテン」(16人)、10位「巨人の星」(13人)となりました。
また、女性では1位「ザ・ベストテン」(64人)、2位「8時だョ!全員集合」(41人)、3位「赤いシリーズ」(34人)、4位「オレたちひょうきん族」(16人)、5位「太陽にほえろ!」(14人)、6位「アタックNo.1」(10人)、7位「SMAP×SMAP」(9人)、8位「3年B組金八先生」「ズームイン!!朝!」「相棒」(同7人)という結果となりました。
次に、還暦を迎えるという実感がわかないかを聞いたところ、「非常にあてはまる」(43.0%)と「ややあてはまる」(34.9%)と回答した人は合計して77.9%、「全くあてはまらない」(7.0%)と「あまりあてはまらない」(15.2%)と回答した人は合計して22.2%となりました。2022年の調査結果では「あてはまる」と回答した人は合計79.0%となっており、「多くの人が自身の若々しさを自負しているためか、依然として4人に3人以上は実感が伴わないようです」と調査会社は述べています。
また、自身の年齢を何歳に相当すると感じているか、精神年齢と肉体年齢についてそれぞれ聞いたところ、精神年齢については「50~54歳相当」(29.3%)、「40~44歳相当」(17.5%)、「55~59歳相当」(13.8%)に回答が集まり、平均年齢は46.3歳でした。
一方、肉体年齢については「50~54歳相当」(30.0%)、「55~59歳相当」(25.2%)、「60~64歳相当」(20.3%)に回答が集まり、平均年齢は54.4歳という結果となりました。