GWの人気国内旅行先ランキング 「沖縄県」「北海道」を抑えた1位は…「東京ディズニーリゾート」が人気の県

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

KNT-CTホールディングス株式会社(東京都新宿区)は、2023年の「ゴールデンウィークにおける国内・海外旅行動向」を発表しました。同調査によると、3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークだった昨年の同時期と比較し、2.5倍と大幅に回復傾向にあることが分かりました。また、国内人気旅行先では、「東京ディズニーリゾート」への観光客が多い「千葉県」が1位となっています。

2023年のゴールデンウィークにおける「国内の人気旅行先」(近畿日本ツーリストのゴールデンウィークの国内旅行販売高)は、「千葉県」(2022年比278.6%)が1位を獲得。続く2位には「北海道」(同225.0%)、3位は「沖縄県」(同200.5%)、4位は「大阪府」(同772.7%)、5位は「三重県」(同149.0%)が続き、「東京ディズニーリゾート」、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」などコロナ禍では密で避けられる傾向にあった人気テーマパークのあるエリアや、コロナ禍前の人気定番スポット遠方旅行者が急増しています。

また、「国内旅行販売高の伸び率」をみると、1位は2022年と比較して7倍以上となった「大阪府」(772.7%)、2位は5倍に増加した「東京都」(516.5%)で、都市部への旅行が急激に回復していることがうかがえます。以下、3位「福岡県」(404.0%)、4位「神奈川県」(353.6%)、5位「宮城県」(351.8%)など、定番の観光エリアが軒並みランクインしていました。

次に、「海外の人気旅行先」(近畿日本ツーリスト/クラブツーリズムのゴールデンウィークの海外旅行予約人数)をみると、近畿日本ツーリストでは、1位「ホノルル」、2位「ソウル」、3位「グアム」など、短期間でも旅行が楽しめる近場の国がランクイン。

一方、添乗員同行の旅行を中心に取り扱うクラブツーリズムでは、1位「インド」、2位「UAE(ドバイ・アブダビ)」、3位「台湾」など、秘境エリアや海外旅行のリピーター向けのコースが人気となっています。

いずれも本格的な復活はまだ先になりそうなものの、入国条件をコロナ禍前と同様に戻す国が増えたことに伴い、国際線も少しずつ増便し、海外旅行しやすい環境が整いつつあるといいます。

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