年収の高い鉄鋼メーカーランキング 3位は764万円の「新報国マテリアル」、2位は794万円の「大和工業」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

日本全国500万社以上の企業情報を網羅した日本最大級の営業データベース『SalesNow DB』を運営する株式会社QuickWork(東京都渋谷区)は、2022年4月~2023年4月の期間に同データベースにおいて、「鉄鋼業における年収ランキングTOP10」を抽出し、発表しました。その結果、1位は「JFEホールディングス」(958万円)でした。

「鉄鋼メーカー年収ランキング」の1位は、大手鉄鋼メーカーのJFEスチールを中心に、JFEエンジニアリング、JFE商事を傘下に持つ持株会社の「JFEホールディングス」(958万円)でした。同社は、「鉄」の製造を事業の中核に位置付けて事業を展開しており、グループの中に人々の安全で快適な暮らしを支える「エンジニアリング」事業と、それらの生み出す多様な価値をグローバルな「商社」事業を通じて展開していくことのできる企業グループである点が特徴です。日経平均株価(日経225)構成銘柄でもあります。

続く2位は、兵庫県姫路市に拠点を置き、ヤマトスチール株式会社や大和軌道製造株式会社などを傘下に置くグループの中核企業である「大和工業」(794万円)。同社は、日本国内だけでなく米国やタイと韓国に子会社を持ち、ベトナム、バーレーン、サウジアラビアには合弁会社を持つグローバル企業です。

3位には、埼玉県川越市に本社を置く特殊鋼・合金メーカーの「新報国マテリアル」(764万円)がランクイン。同社は、鋳鋼技術を活かして大手鉄鋼メーカーから受託された加工品を製造しつつ、特殊鋼加工にも注力しています。また鉄のみに限らず非鉄の新素材利用の開発・研究・検査にも今までの製造技術を応用しています。

以下、4位「栗本鐵工所」(704万円)、5位「エンビプロ・ホールディングス」(703万円)、6位「東京製鐵」(688万円)、7位「新日本電工」(684万円)、8位「大同特殊鋼」(681万円)、9位「日本精線」(672万円)、10位「愛知製鋼」(671万円)が続きました。

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【出典】
▽SalesNow DB
https://db.salesnow.jp/

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