「帰宅〜お迎えに来てくれました。春だけど『帰ってくるあなたが最高のプレゼント』JR東海クリスマスエクスプレス風うるうる」
Twitterに画像を投稿したのは、元野良猫 ラムちゃん日記さん(@hpkTUCWlH28sOC1)。そこには、窓越しに手でタッチしようとしているかのような猫が写っていました。
リプ欄には、
「いいですねぇ。猫はちゃんと分かってますね愛されてることを」
「うるうる…私は、猫さんに、お出迎えされたことないです。獣医さんに連れて行くのは、いつも私なので、嫌われているのでしょうか」
といった反響が寄せられています。
猫の名前はラムちゃん。もうすぐ1歳の女の子です。どんな子なのでしょうか。元野良猫 ラムちゃん日記さんにお話を聞きました。
ーー元野良猫なのですね。
「去年の夏、最初は隣の方がエサをやっていたのですが、我が家に4匹の野良猫が住み着きました。パパ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、そしてラムでした。その時、私はコロナで在宅勤務をしていました。ダメだとわかっていましたが、可愛くてエサを買ってきてあげるようになり、最初はパパ猫と仲良くなり、次第にみんなとも仲良くなりました。子猫たちが心配で、扉を開けてエサを置いてあげると、中に入って来るようになりました」
ーー複雑な心境になりますね。
「引き離すのは可哀想でしたが、全員を飼う余裕もありません。環境が整わず、市にも相談に行きました。保護団体さんを紹介してもらいましたがうまくいかず、ケージを買いに行って子猫のラムを保護しました。余裕ができたらいつか家族全員保護したいと思っています」
ーー保護した後、懐いてくれましたか。
「最初はおびえていました。まず病院に連れていき、ノミやダニだらけだったので薬を飲ませました。寂しがるので、手袋をして毎夜1〜2時間くらいケージに手を入れて撫でていました。次第に心を開いてくれたと思います」
ーーいつもお出迎えしてくれるのですか。
「来ない時もありますが、たいていお見送りとお出迎えをしてくれます。本人の目的は違うかもしれませんが(笑)」
ーーラムちゃんに一言お願いします。
「家族になってくれて有難う。引き離してゴメンね」