JR武蔵野線 家賃相場が安い駅ランキング 1位は東京まで乗り換えなしの約37分で行ける駅

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

東京都心部から放射状に延びるJR各線や私鉄各線との乗換駅を環状に結ぶJR武蔵野線。株式会社LIFULL(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』は、同サイトに掲載されているJR武蔵野線の各駅(掲載物件数10件以上)を対象とした「JR武蔵野線 家賃相場が安い駅ランキング2023」を発表しました。その結果、1位は千葉県の「市川大野」(家賃5万5000円)だったそうです。

調査は2022年11月~2023年1月の期間に同サイトに掲載されていた築40年以内、専有面積15平米以上100平米未満、駅徒歩15分以内の賃貸物件を対象に実施されました。

「JR武蔵野線 家賃相場が安い駅ランキング2023」の1位は、千葉県の「市川大野」(家賃5万5000円)となりました。交通アクセスは、「東京」まで乗り換えなしの約37分で行けるほか、千葉県屈指のターミナル駅である「西船橋」まで約8分、京成電鉄成田空港線が利用できる「東松戸」まで約2分、東京ディズニーリゾートのある「舞浜」まで約22分と、近隣の駅を上手に活用すれば行動範囲が広がるのが特徴となっています。また、同駅のある千葉県市川市は、古くから文教地区としても知られており、住民の口コミでは「ファミリーが多い」「閑静な住宅街がある」といった声が多く寄せられています。

続く2位には3駅がランクインしています。まず、1つ目は埼玉県の「東所沢」(同5万7000円)。交通アクセスは、「池袋」まで乗り換え1回で約36分、「東京」までは約59分かかるものの、朝の時間帯には始発があるため座って通勤も可能といいます。住宅街のイメージが強い同駅ですが、2022年に国内最大級のポップカルチャー発信拠点「ところざわサクラタウン」がオープンしたことで注目を集めているほか、川越街道や所沢ICにも近く、車の利便性も高いエリアです。

2つ目は埼玉県の「西浦和」(家賃5万7000円)。同駅のあるさいたま市は、0~14歳の転入超過者数が8年連続日本で一番多い街で、住民の口コミでも「ファミリーが多い」「都会的だが公園もあり、買い物なども便利」といった声があり、子育て世帯に優しいエリアです。交通アクセスは、隣の「武蔵浦和」で乗り換えれば「池袋」まで約33分、「大宮」まで約17分となっています。

3つ目は千葉県の「新八柱」(家賃5万7000円)です。隣接する新京成電鉄の「八柱」も利用でき、「東京」までは約46分、「上野」まで約41分と、都心への通勤通学に不便のないエリアとなっています。また、同駅のある松戸市は「SDGs未来都市」に選ばれており、待機児童ゼロを7年連続で達成するなど、子育て施策にも力を入れているほか。子育て環境や駅周辺の商業・文化施設も充実。住民の口コミでも「買い物のしやすさ」「運動に適した公園や道がある」といった声が寄せられています。

以下、5位「新小平(東京都)」「新松戸(千葉県)」(いずれも5万8000円)、7位「西国分寺(東京都)」(6万円)、8位「三郷(埼玉県)」(6万1000円)、9位「市川塩浜(千葉県)」(6万2000円)、10位「新秋津(東京都)」(6万2750円)が続き、TOP10には千葉県と埼玉県の駅が多くランクインする結果となりました。

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