相鉄・東急「新横浜線」開業へ…賃料が上がっている「相鉄線の駅」ランキング 1位は「ゆめが丘」…トップ5中4つはいずみ野線の駅に

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

2023年3月18日に開業が予定されている相鉄・東急新横浜線。開業後は相鉄線沿線に居住する人の都心方面へのアクセスが飛躍的に高まるだけでなく、「新横浜駅」へもダイレクトアクセス可能で東海道新幹線も利用しやすくなるといいます。株式会社LIFULL(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』が発表した「賃料が上がっている相鉄線の駅ランキング」によると、1位は相鉄いずみ野線の「ゆめが丘」(上昇率+24.6%、平均賃料5万4975円→6万8493円)だったそうです。

調査は2021年12月~2022年2月および2022年12月~2023年2月の期間中に同サイトに掲載されていた築30年以内、30平米未満、駅徒歩10分以内、賃料1万円以上の居住用賃貸物件を対象に実施されました。

相鉄線沿線の居住用賃貸物件の平均賃料について、昨年からの上昇率の高い順にランキングした結果、「ゆめが丘(相鉄いずみ野線)」(上昇率+24.6%、平均賃料5万4975円→6万8493円)が1位となりました。

同社が運営する街の情報サービス『まちむすび』によると、「ゆめが丘」は、「田んぼや川が近くにあり、静かに暮らしたい人に向いている」という声がある一方で、「娯楽施設が少ない」「買い物が不便」などの声もあり、新横浜線の開業に伴う駅周辺の開発も期待されています。また、自然豊かな環境を残しつつ開発を進めるとの意向もあることから、当面は交通利便性が向上した長閑な街を楽しむことができそうです。

続く2位は、「相模大塚(相鉄本線)」(同+23.7%、同5万1960円→6万4297円)がランクイン。小田急江ノ島線も通り、交通利便性の高い「大和」(平均賃料6万3429円)まで1駅という立地条件で、ファミリータイプの賃貸物件が多いエリア。これまで「大和」より賃料水準が安価でしたが、新横浜線の開業に合わせて賃料が急上昇しており、「大和」とほぼ同じ水準まで上昇しているといいます。

3位は、「南万騎が原(相鉄いずみ野線)」(同+19.6%、同4万6595円→5万5710円)。横浜市と相鉄グループによるリノベーションプロジェクトによって駅周辺の開発が進められており、豊かな自然と良好な住環境の双方を享受することができるのが魅力のエリアです。

以下、4位「緑園都市」(同+13.0%、同5万8571円→6万6194円)、5位「弥生台」(同+12.6%、同5万624円→5万6984円)と続き、TOP5中4駅が「相鉄いずみ野線」の駅となりました。

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