「本当にこの子で大丈夫?」
ーー元保護犬のオスカくん。どんなきっかけでお迎えを…?
「以前飼っていた犬が亡くなり、ペットロスになりかけていたところ、ふと開いた里親サイトに先代犬と瓜ふたつの犬の投稿を見つけ、処分期限の2日前だったため、すぐに引き取りを決め、ボランティアさんに連絡をしました。
当時は怯えが強く、収容所にいる犬たちの中で孤立し、引き渡し当日も怯えて暴れ、ケージに入れるのに2時間近くかかったそうです。担当の方から、『本当にこの子で大丈夫でしょうか?』と何度も確認されたことをよく覚えています。少し不安なままお迎えしましたが、いざ迎えてみるととてもおとなしくていい子で、数日で家に慣れ、家中をピョンピョン走り回って元気な姿を見せてくれました」
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犬にも人間にも怯えていたオスカくん。命の期限が迫るなか、飼い主さんと出会い、ご主人との終わりなき「穴掘りチャレンジ」を繰り広げる幸せな日々を手に入れました。
「以前から穴はよく掘っていて、庭に出すと土まみれで帰ってくることがよくありました。庭に一緒に出ると、時々玄関からサンダルを盗んで逃げて行くので、いつもサザエさんの気持ちで追いかけています」(カーチャver.1.5 犬オスカさん)
オスカくんは今日も、元気いっぱいの姿でご家族を笑顔にしています。