「おまわりさんこいつです」とつぶやき、カーチャver.1.5 犬オスカ（@coco_dake666）さんがTwitterに投稿した写真が大きな話題になりました。そこに写っていたのは、庭に掘られた大きな２つの「穴」と、その側で誇らしげにくつろぐ「犯人（犬）」の姿！
爆笑と絶賛のリプライが殺到した「穴を掘りたい犬」VS「埋め戻すご主人」の終わりなき戦いの始まりについて、カーチャver.1.5 犬オスカさんにお話を聞きました。
「塀」が倒れる心配はないのでご安心を！
「おれはやったぜ！」
「ショーシャンクの空に」
「銀行の地下金庫室に繋がってるとか、投獄されてる仲間を助ける地下通路とか」
「うちの愛犬も穴堀り好きでしたが、これほどの穴とは出会ったことないですね」
こんな楽しいリプライが寄せられたのは、豊かな表情が魅力の４歳になる雑種犬の男の子、オスカくん。山口県周南市の保健所に収容され、殺処分２日前に飼い主さんと運命的な出会いを果たした、元保護犬です。
飼い主さんによると、ブロック塀の左右に空けられた「穴」は貫通しておらず、ブロック塀の基礎自体かなり深いところで固められているため、倒壊の心配はないそうです。
「何件か注意とお叱りのリプDMが来てるので一応……家の建て替えのために元の地面から盛り土をした土地のほんの一部なので、元の地面とブロックの基礎は遥か下の方にあり塀が倒れる心配はないです。新しい土は柔らかくて掘るのが楽しいようです。もう埋めました。一生終わらない戦いです。どうぞよろしく」（カーチャver.1.5 犬オスカさん）
「穴を掘りたい犬」VS「埋め戻すご主人」
寄せられた多くのリプライに、「掘るのは犬ですが埋めるのは夫の役割となっております」「穴を埋めた夫が土が足りない！とヒーヒー言ってました」と、楽しい返答をしていた飼い主さんに、オスカくんの「穴掘りチャレンジ」について詳しくお話を伺いました。
何かに取り憑かれたように「穴」を…
ーー「穴」の大きさや深さ、オスカくんの掘削速度にも驚きました。
「納得するまでやり続ける性格なのか、何かに取り憑かれたかのように穴を掘っていました…。新居に引っ越した時点で写真の辺りに目星をつけていたらしく、何度も掘りかけていました。穴は全部で５個くらいありましたが、写真ほどの大穴は３個くらいだと思います。すでに埋め戻したため定かではありませんが、３０cm程度の深さがあったかもしれません」
ーー穴を掘り終えた後のオスカくんの様子は…？
「ひと休み…という感じで穴の近くでくつろいでいました。埋め戻さなければどこまでも掘り進めていたかもしれません…」
ーーなぜこんなにも穴掘りに情熱を…？
「新しい土が柔らかいからか、サクサク掘れてしまうのが楽しく、止まらなくなるようです」
