コロナ禍による行動制限がひと段落し、コンサート等の興行もようやく旧に復しつつある今日この頃。SNS上では、高額チケットを購入したにも関わらず"見切れ席"を割り当てられた音楽ファンの嘆きの声が大きな注目を集めている。
「酷い席。ステージもモニターも見えない。こんなのをSS席で売るか。」と投稿したのはMasayuki Okamotoさん(@zm2mokmt)の投稿。
Okamotoさんが訪れたのは昨年11月6日にさいたまスーパーアリーナで開催されたアメリカの人気ロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のコンサート。SS席を購入したはずなのに、いざ席に着くとそこは客席の隅も隅で、ステージはおろかモニターさえも見えない見切れ席だったのだ。
これでSS席とはいかに…Okamotoさんの嘆きの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「主催者の悪意が、見え見え あるまじき行為。」
「これはひどいですね!U2がここでやった時は見切れ席的な感じで比較的リーズナブルなチケット代だったのに。」
「Queen&アダム・ランバートのときもSS席端っことか悲惨て言ってたけど、私はS席で、見やすかったです。」
「同じ空間にいれるだけ幸せ!って、思えないですね(^_^;)」
など数々の共感の怒りの声が寄せられている。
投稿者さんに聞いた
Okamotoさんにお話を聞いた。
ーー今回のチケット価格をお聞かせください。
Okamoto:18000円でした。
ーーこの席に着かれた際のご感想をあらためてお聞かせください。
Okamoto:あんな席をよく18000円のSS席として売るな思いました。アクセルもスラッシュもダフも全く見えない状況でした。しかもスピーカーの横なので音響も不十分。唯一の救いはステージ裏近くのメリッサ・リーズが見えたことです。前日の公演も参加していたのですが、その時の最上段、天井近くの席の方がマシに思えるほどでした。
ーーコンサートの席の割り当てについて主催者に求めたいことは?
Okamoto:これなら販売時にはWEB画面に「ステージ裏・見切り席」と表示すべきだと思います。今回の招聘はCreative Manですが、UDOなら絶対に見切り席と注意書きして販売します。
◇ ◇
数々の大型コンサートを訪れるOkamotoさん。見づらい席を割り当てられることもたびたびあるが、これほど理不尽を感じたことはなかなかないそうだ。チケット代や客席のランク付けは主催者次第。高額なチケット代を設定するなら、最低限、観客が悲しむことがない配慮をしてほしいものだ。
Masayuki Okamotoさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/zm2mokmt