とかく、お互いのやることなすことが問題になる嫁姑問題ですが、その実態はどのようなものなのでしょうか。全国の30~59歳の既婚女性1000人に調査をしたところ、嫁姑問題でよくあることは「嫌味を言われる・嫌がらせをされる」が1位でした。また、嫁姑問題が起きた際の夫の対応については、約6割の人が「対応してくれなかった」と回答したそうです。
男女の出会いメディア『e-venz(イベンツ)』を運営するノマドマーケティング株式会社(東京都渋谷区)が、2022年12月にインターネット上にて実施した調査です。
調査の結果、31%の人が「嫁姑問題を経験したことがある」と回答。また、「嫁姑問題を経験したことがある」と回答した311人に「嫁姑問題でよくあること」を教えてもらったところ、1位「嫌味を言われる・嫌がらせをされる」(19.0%)、2位「子供(孫)のことに口出ししてくる」(12.5%)、3位「食事の味付け・好みの違い」(7.7%)といった回答が上位に挙げられました。
さらに、「姑から言われた言葉で最も傷ついた言葉」については、「子供(孫)のことへの文句・嫌味」(11%)が最も多く、次いで「食事のこと」「容姿を貶される」「すべて・色々ある」(いずれも4%)などが上位に挙げられたほか、自由回答では、「跡継ぎは産めない嫁は欠陥品」(41歳)、「あなたの子育ては失敗だった」(44歳)、「デブはいらない」(45歳)、「こんなことも知らんのか」(48歳)、「あなたのせいで息子のメンタルがおかしくなった」(49歳)、「あなたの作ったものは口に合わない」(54歳)といった声が寄せられました。
最後に、「嫁姑問題が起きたときの夫の対応」を聞いたところ、61%の人が「対応してくれなかった」と回答。また、「嫁姑問題が発生したときの夫との離婚」について、「離婚した」と回答した割合は「30代」(27%)が最も多く、次いで「40代」(12%)、「50代」(8%)という結果になり、夫が嫁姑問題での対応を誤ると若い世代ほど離婚する可能性が高いということがうかがえたといいます。