コロナ禍で「顔が変わった」…女性の6割が回答 変化を感じる部位は「口元」が最多に

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

コロナによってマスクの着用などライフスタイルに変化がありましたが、そのことで顔つきが変わったと感じる人もいるのではないでしょうか。全国の20~60代の女性605人に、コロナ禍以前と比べて顔の変化を感じるか聞いたところ、約6割が感じると回答したそうです。また、変化を感じる部位としては、約4割の人が「口元」と回答したそうです。

株式会社伊勢半(東京都千代田区)が、「マスク着用緩和による化粧品(メイク)の意向についての調査」と題して2022年12月にインターネット上にて実施した調査です。

まず、「使用している化粧品」について、「コロナ禍前に使用していた化粧品と現在使用している化粧品の違い」を聞いたところ、69%の人が「違いはない」と回答。

しかし、65%の人が「普段愛用している化粧品でもメイクの仕上がりが日によっては合わない/しっくりこないと感じる」と回答しており、2人に1人は日によってメイクの感じ方が変わるということが分かりました。

調査結果について、化粧心理学の専門家・東北大学 大学院 文学研究科教授の阿部恒之氏は、「生活様式の変化に適応するためのエネルギーが積み重なってしまうと、ストレスへと繋がってしまいます。メイクは装いと同様に、時と場所、環境にふさわしく調整するものなので、コロナによって環境が変われば、前と同じメイクがしっくりこなくなるのも自然なことです」と説明しています。

続いて、「コロナ禍以前と現在での気持ちの変化」を聞いたところ、「気持ちの変化を感じる」と答えた人は47%、「気持ちの変化はない」と答えた人は53%という結果に。

また、「気持ちの変化を感じる」と回答した282人に「気持ちの変化」を具体的に教えてもらったところ、ダントツで「将来に対する不安」(114人)が最多となったほか、「人付き合いが減り、気が楽になった」(54人)という回答もみられました。

次に、全回答者に「コロナ禍以前と比べて自身の顔について変化を感じたことはありますか」と聞いたところ、56%の人が「感じたことがある」と回答しました。また、「変化を感じる部位」としては、「口元」(142人)、「肌のハリ」(101人)、「目元」(87人)などが挙げられました。

阿部氏は、「自分の顔の変化に気づいた人も、気づかなかった人もコロナ禍が始まる3年前とは何らかの変化が生じているはずです。その変化に向き合い今の新しい自分にふさわしいメイクや装いを楽しまれてはいかがでしょうか」とコメントしています。

最後に、「普段使用している化粧品は、どのタイミングで新しい物に買い替えますか」と聞いたところ、62%の人が「使用している化粧品を使い切った時」と回答しました。また、「化粧品の消費期限(品質保持期限)の認知度」については、55%の人が「消費期限を知っている」と答えています。

同社は、「未開封の化粧品でも、高温や直射日光が当たるなどの適切でない条件で保管すると品質が低下して変な臭いが発生する可能性があるだけでなく、中身の色が変色してメイクの仕上がりにも影響し『しっくりこない』という違和感を覚える一因にもなります」と説明しています。

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【出典】
▽伊勢半調べ

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