猫と暮らす家の悩みランキング 「家具や壁で爪をとぐ」「抜け毛が敷物や洋服につく」を超えた1位は

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

猫と暮らしているみなさんは、どのような家の悩みを持っているのでしょうか。株式会社groove agent(東京都港区、以下ゼロリノベ)は、2023年2月にインターネット上にて東京都在住の猫を飼っている20〜40代の男女1000人に、「猫と暮らす家」に関してアンケート調査を実施。その結果、猫と暮らす家の悩みの1位は「猫飼育可能な物件が少ない」でした。また、猫と暮らすために購入・住み替えしたいのは「新築戸建て」が最多だったそうです。

まず、猫を飼っている人の「家のタイプ」を聞いたところ、「賃貸」が51%、「持ち家」が49%という結果になりました。

また、「猫と暮らす家の悩み」については、「猫飼育可能な物件が少ない」(247票)が最も多かったほか、「毛が抜けて敷物や洋服につく」(200票)、「家具や壁で爪をとぐ」(161票)、「トイレの臭いが気になる」(157票)、「猫が運動できる広さがない」「アレルギーがあり悩まされている」(いずれも114票)といった回答が上位に挙げられました。

さらに、「現在の家の満足度」としては、「満足している」(賃貸43%・持ち家57%)、「不満があるが諦めている」(賃貸53%・持ち家47%)、「不満があり住み替えを検討している」(賃貸69%・持ち家31%)という結果となりました。

「満足している」と回答した人からは、「ペット可の物件にしては家賃が安い」(賃貸)、「猫と共存するために工夫して建てた」(持ち家)などの声が寄せられました。

また、「不満があるが諦めている」と回答した人からは、「物件がなかなか見つからない」(賃貸)、「物件の立地は気に入っているが、近所に気を遣わなければならない」(持ち家)などの声も。

「不満があり住み替えを検討している」と回答した人からは、「狭いためキャットタワーや足場などを十分に設置してあげられない」(賃貸)、「猫と人間の棲み分けをしたい」(持ち家)といった声が寄せられたそうです。

続いて、「猫と暮らすために購入・住み替えするならどのタイプの家に住みたいですか」と聞いたところ、「新築戸建て」(32%)、「新築マンション」(20%)、「中古マンション」(19%)、「中古住宅を購入してリフォームやリノベーション」(15%9、「中古戸建て」(14%)という結果に。

それぞれの理由については、「せっかくなら新築に住みたいし、戸建てなら何も気にしなくて良いから」(新築戸建て)、「どうせ猫にボロボロにされるのなら中古で十分だから」(中古戸建て)、「新築物件なら猫向けの工夫も多いと思う」(新築マンション)、「他にも飼育している人がいそう。気を使わずに済みそうだから」(中古マンション)という声が寄せられたほか、「猫との生活も大事にしたい一方で元々住んでいた人の思いを受け継ぎたいから」(中古住宅を購入してリフォームやリノベーション)というペットにも前居住者にも優しい声も寄せられたといいます。

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なお、同調査では、悩みを解消するアイデアを同社が手掛けた事例の中から紹介しています。

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