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理想は「20年以内」、でも現実は… 住宅ローン利用者の本音

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住宅ローンを組む際に重要なのは、「何年で完済できるか」を考えることです。調査によると、住宅ローンの返済期間について、理想では「20年以内」を望む人が過半数ですが、現実には「30年以上」を選択している人が半数以上に上ることが明らかになりました。

カーディフ生命保険株式会社が全国の20~69歳の男女2500人を対象に、2025年10月にインターネットで実施されました。

物価高への不安が約9割も、住宅購入意向は過去5年で最高に

現在の生活不安を聞いたところ、「物価高」(87.8%)が3年連続1位となり、昨年から5%上昇しました。次いで「老後の資金」(82.8%)、「自然災害」(74.3%)、「病気・ケガなどで働けなくなる」(72.4%)、「親の介護」(69.0%)、「家族がいる・家族を持つことにより必要になる資金」(66.5%)、「心の健康」(64.4%)、「新たな感染症にかかる」(57.9%)でした。

物価高への不安や住宅価格の高騰が続く中、住宅購入意向者は37.2%で、昨年の29%より増加。過去5年間で見ても最も高い数字となっています。特に20代の購入意向が昨年の42%から9ポイント上昇して51.1%となりました。

住宅ローン返済期間、理想と現実に大きな差

住宅ローン利用者に実際の返済期間を聞いたところ、「30年超~35年以下」が47.1%と最多。30年以上を選択した人は54.8%を占めました。一方、希望する返済期間を聞いたところ、「20年以下」を選択した人が54.2%。20~30代においても20年以下を選択した人が42.2%でした。

20年以下の返済期間を希望する理由としては、回答者全体では「老後にローンを残したくない」(42%)、「将来の不安に備えて、負担をなくしておきたい」(23%)など、将来へ備えた回答が目立ちました。年代別では、特に20~30代で「投資や貯蓄に回したいから」(16%)、「ライフイベント(子育て・転職など)に備えたいから」(11%)などの回答が全体よりも多い結果となっています。

住宅購入後の後悔、6年連続で「団信の特約」が1位

住宅購入後の最大の後悔については、「団信(団体信用生命保険)の特約を付ければよかった」(41.5%)で6年連続で1位。

続いて、特約を付けずに後悔した理由は、1位が「事故や病気への不安が高まっているから」(29.1%)、2位が「災害・感染症など社会的リスクが増えているのを実感したから」(28.4%)となりました。住宅購入者に購入時点で特約を知っていたか質問したところ、「購入前から知っていた」と回答した人は38%でした。

就業意向のある人の8割以上が「60歳以降も働きたい」

就業意向のある人に「何歳まで働きたいか」を聞いたところ、60歳以降も働きたいと答えた人の割合は88.2%。

60歳以降も働きたいと希望する理由は「生活費をまかなうため」(53%)が最も多く、次いで「健康維持のため」(40%)、「趣味や旅行など豊かな生活に充てる資金を得るため」(29%)となりました。

60歳以下での離職を希望する理由は「仕事のストレスやプレッシャーから解放されたい」(39%)が最多となり、年代別で見ると、特に20~30代は60歳以下を選択した割合が44%と他の年代よりも高く、早期の離職を望む傾向が見られました。

全世代で「資産形成・貯蓄」を後悔

過去にやっておけばよかったことを尋ねたところ、どの年代の回答者も20代・30代・40代でやっておけばよかったことの1位は「資産形成・貯蓄」となりました。一方で60代は、「やっておけばよかったと思うことはない」との回答が他の年代より多く見られました。

住宅ローン利用者に、頭金に充てずに他に購入したかったものや購入すればよかったものを聞いたところ、「資産運用を行う」が1位で21%となりました。特に20~40代では32%に上り、若年層の投資への関心の高さがうかがえました。

【出典】
カーディフ生命保険株式会社

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