印鑑と間違えて…契約書にキョロちゃん!? 思わぬ失敗を綴ったツイートに「可愛い」と称賛の声 公式からも反応が

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「ちょおおおおバタバタしながら出版契約書書いて出そうとしたら間違ってキョロちゃん押しちゃったーーーー!!!」

ピアノ教室を運営しながら、音楽イラストレーターや漫画家としても活躍されているやまみちゆかさん(@yamamichipiano)。ハンコにまつわる思わぬ失敗談を紹介したツイートが話題になりました。

人間、焦っていたり、気持ちに余裕がないような時には、予想外の失敗ををしてしまったりするもの。

筆者もつい先日、「他人の自転車のカゴの中に間違えて自分の財布を放置し、あわや紛失しかける」という、自分でも信じられない失態をしてしまったばかりです。財布はその自転車の持ち主がすぐに警察に届けてくれて、無事自分の手元に戻ってきたのですが、その方には大変な迷惑をかけてしまいました…。

そんな筆者の話は置いといて――やまみちさんもバタバタしていたがために、自分でも驚きの行動に出てしまったとのこと。

やまみちさんはこの時、自身の漫画の出版契約を結んでいました。その時、契約書に印鑑を押したつもりが…。

よく見るとなんと驚き。契約書に押していたのは印鑑ではなく、森永製菓の販売するチョコレート菓子・チョコボールのマスコットキャラである「キョロちゃん」のスタンプだったのです。

やまみちさんによると、こちらのスタンプはチョコボールのプレゼント企画で手に入れたものだそう。“同商品の箱の取り出し口にランダムで付いてくる「金のエンゼル」「銀のエンゼル」を集めると、オリジナルグッズの「おもちゃのカンヅメ」がもらえる”という現在でも人気の企画。スタンプは25年以上前にもらったカンヅメの中に入っていたといいます。

しかし、それにしても、なぜキョロちゃんを契約書に押してしまったのでしょう?

実は、やまみちさんはこちらのスタンプを、ピアノレッスンの月謝の受領印として使っていたのでした。

「いつも月謝を受け取ったらこのスタンプを押して返す…という動作を機械的に行なっていたので、今回の契約書でハンコが必要な場面にも、無意識でこれを押してしまいました」(やまみちさん)

その直後、やまみちさんは自分のしてしまったことが自分でも信じられず、「なんで〜!?!?」と悲鳴をあげてしまったそうです。

しかし、そんな失敗談を綴ったやまみちさんのツイートには、好意的なリプがたくさん寄せられました。

「こんな可愛い契約書受け取ったらその日一日ご機嫌で仕事できます(*´∇`*)」
「どんな契約も上手く行く気がします」
「そのまま実印登録を…」

さらには、なんとキョロちゃん公式アカウントからも、「わ、キョロのせきにんじゅうだいクエッ?」と反応が。

本家も加わり、意外な盛り上がりをみせた今回のツイート。やまみちさんにとって“怪我の功名”になったようですね(笑)。

ちなみに、その後契約はどうなりましたか?とやまみちさんに質問したところ、「実は不幸中の幸いで、契約書は控え用も含めて2通もらっていたので、もう1通にちゃんとしたハンコを押して事なきを得ました」と回答が。契約はちゃんとできたとのこと、何よりです。

また、先述の通り、リプ欄には「(スタンプの方を)実印登録しなよ!」というような声もありました。しかし、それに関しては「ご期待に添えず残念ですが(笑)」とやまみちさんはコメントされています。

  ◇  ◇

思わぬ失敗をしてしまったやまみちさんですが、この時契約を結んだ書籍『マンガで楽しむ偉大な作曲家のホントの話 ぼく、ショパン』は無事に出版されています。

また、やまみちさんは他にも、さまざまな音楽家の人生を漫画にされています。現在は、ヴァイオリンの名手といわれたイタリアの音楽家・パガニーニの生涯を描いた漫画をTwitterで連載中とのことです。

■やまみちゆかさんのTwitterはこちら→https://twitter.com/yamamichipiano

■「キョロちゃん」の公式アカウントはこちら→https://twitter.com/morinaga_CB

■やまみちゆかさんの書籍『マンガで楽しむ偉大な作曲家のホントの話 ぼく、ショパン』はこちら→https://www.amazon.co.jp/dp/476094740X

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