結婚年数によって変わる「夫婦の寝室事情」 1年目「同一ベッド」→5年で「別室」急増…10年、20年目は?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

既婚者のみなさんは、パートナーとどのように寝ているのでしょうか。全国の20~60歳の既婚男女800人(男性243人・女性557人)に「夫婦の寝室事情」について調査をしたところ、「同一ベッドで一緒に寝ている」「ベッドを2台並べている」などに回答が集まりました。なお、結婚1年目では「同一ベッド」が最も多かったものの、20年目には「別室で寝ている」が最も多くなり、結婚年数が長くなるにつれて「別々で寝る」傾向が見てとれたそうです。

寝具選びをサポートするWebメディア『眠ハック』を運営するActlever(福岡県福岡市)が、2023年1月にインターネット上にて実施した調査です。なお、回答者の年齢層の内訳は、20代(142人)、30代(387人)、40代(197人)、50代(62人)、60代(12人)となっています。

まず、「現在、夫婦でどのように寝ていますか」と聞いたところ、「同一ベッドで一緒に寝ている」「ベッドを2台並べている」がいずれも36.8%となり、合わせて7割強の夫婦が同じ部屋で寝ていることが明らかに。一方、「別室で寝ている」と回答した人は26.5%でした。

これを結婚年数別にみると、1年目では「同一ベッド」、5年目では「ベッドを2台並べている」、20年目には「別室で寝ている」と回答する人がそれぞれ最多に。また、「別室で寝ている」と答えた人の割合は、1年目が11%、2年目が21%、5年目が43%と年々増加していることから、結婚年数が長くなるにつれて徐々に「別々で寝る」ことへシフトしていく傾向がうかがえたそうです。

ちなみに、「なぜそのような寝室事情になったか」について、「同一ベッド」と回答した人からは「部屋が狭いから」「2人で寝るのは自然なこと」といった声が多く寄せられたといいます。

続いて、「同一ベッドで寝ている」と回答した人に、「マットレスのサイズ」を聞いたところ、「ダブルサイズ」が655人と圧倒的に多く、次いで「クイーンサイズ」「セミダブルサイズ」「キングサイズ」と続きました。

また、それぞれの満足度については、最も満足度が高いのは「ダブルサイズ」だった一方で、最も満足度が低いのは「セミダブルサイズ」で約7割が「不満」「やや不満」と回答したそうです。

最後に、「今の寝室事情において睡眠への不満はありますか」と聞いたところ、37.6%の人が「不満あり」、62.4%の人が「不満なし」と回答。

また、「不満がある」と答えた人に、「具体的な不満」を聞いたところ、「いびきがうるさい」(56.1%)が最も多く、以下「就寝・起床時間の違い」(15.8%)、「寝相が悪い」(8.9%)、「室温の調整が合わない」(6.9%)などが挙げられたほか、「寝言がうるさい」「布団を取られる」「別室で寝てるのにテレビの音が聞こえて寝れない」といった不満が寄せられたといいます。

   ◇  ◇

【出典】
▽眠ハック/【実態調査】夫婦のベッドは一緒にするべき?別が良い?
https://koshisssczcz.com/mattress_couple/

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース