「ん?どこの?」床に転がるネジ…家でよくある不思議現象に共感の声「ほんと分かる」「昨日うちでも」

金井 かおる 金井 かおる

 漫画家の佐藤佐一さんが2月7日、自身のツイッター(@saichi_sato)に発表した4コマ漫画「何かが壊れ始めてる?」に注目が集まっています。自宅の床に転がるネジを発見した主人公。「ん? どこの?」。ドア、椅子、テレビ台…家じゅうの心当たりを点検しますが、どこのネジだか分かりません。「どこのネジ?」

 漫画を読んだユーザーからは「これほんとに分かる」「昨日うちでもありました」「うちでは『頭のネジ』と言ってます」「あるあるですよね」「うちは高確率で椅子です」「職場でもあります」など、共感の声が上がっています。

「これ分かる」「昨日うちでもありました」

 佐藤さんは8日、まいどなニュースの取材に対し、「ネジ出現現象には年に2〜3回遭遇します。そのほとんどは椅子なので解決するのですが、先日は漫画と同じようにテレビ台の前にネジが落ちていて、結局何のネジか分からないままです」。

 判明しなかったネジの行方は? 「出どころ不明のネジは迷わず捨ててしまいます。DIYなどはまったくしませんが、ネジセットを購入しているので大抵のネジは予備がありますので」と言って、立派なネジのセットを披露してくれました。

錦鯉に触発され「45歳から漫画を始めました」

 漫画の投稿はみるみる拡散。佐藤さんはうれしい悲鳴を上げます。

 「みなさんに共感いただけてることで、自分の『あるある感覚』が正常であることが再認識できました。はじめは、おっ、珍しくコメントついてる! うれしいな、と返事をしていたのですが、どんどん増えていく数字に驚きつつ、途中で返事を止めるのもコメントをくれた方々に失礼かと思い、なるべく面白く返事を返すように必死な1日でした」

 漫画を描き始めたのは45歳になってから。きっかけは「遅咲きのM―1チャンピオン、錦鯉に触発されて、挑戦しようという気持ちが湧き起こりました」。

 「実は僕はもう45歳でして、漫画を描き始めたのも45歳というかなり遅い挑戦です。普段は普通にサラリーマンをしてるので、合間を縫って描いてますが、こんな年齢で、こんなやり方で始めても、注目されることがあるんです。『世の中年の方々、諦めずに一緒に頑張りましょう!』と言いたいです」(佐藤佐一さん)

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