自宅でリラックスしながら飲むお酒はおいしいですよね。そこで、全国の20歳以上の女性1145人を対象に「お酒にまつわる意識」を調査したところ、約4割の人が「週1日以上、自宅でお酒を飲む」と回答しました。また、1カ月のお酒代については「3000円未満」が最も多かったそうです。
株式会社オレンジページ（東京都港区）が、2022年10月～11月の期間にインターネット上で実施した調査です。
はじめに、「自宅でお酒を飲む頻度」を聞いたところ、「週に4日以上」（22.4％）、「週に2～3日」（12.1％）、「週に1日」（8.8％）、「週に1日未満」（18.3％）となり、「週1日以上」と回答した人は43.3%でした。
また、「週1日以上、自宅でお酒を飲む」と回答した496人に「お酒を飲む理由」を聞いたところ、「気分をリラックスさせたい」（84.1%）が圧倒的に多く、次いで、「食事をよりおいしく食べたい」（51.6%）、「ストレスを解消したい」（49.4％）と続きました。
「よくお酒を飲むシーン」について回答者からは、「週末の夜、家事をすべて終えて翌日は朝寝坊できるときに飲みます」（50代）、「すごーく頑張った日にお疲れさまビール」（40代）などの声が寄せられました。なお、年代別にみると、「20代」では、週1日以上自宅でお酒を飲む人が27.5%と、他の世代に比べ15.8pt少なかったそうです。
次に、「1カ月のお酒代」について聞いたところ、「3000円未満」（39.2%）、「5000円～1万円未満」（18.7％）、「3000～5000円未満」（18.2％）、「1万円～2万円未満」（14.4％）という結果に。なお、飲酒の頻度別にみると、週1～3日飲む人は「3000円～5000円」、週4日以上飲む人は「5000円～1万円」が最も多くなっていたそうです。
また、「普段飲んでいるお酒の種類」については、「ビール・発泡酒」（75.8％）が最も多く、次いで、「サワー、チューハイ」（61.1％）、「ワイン」（48.0％）と続きました。発泡酒好きの人からは、「味が飲みやすい」（60 代）といったコメントのほか、「低価格で手にとりやすい」（40代）などのコスパ重視という人が多く、物価高の世相を反映した結果となりました。
続いて、「自宅でお酒を飲むときに、おつまみとして何かを食べますか」と聞いたところ、73.8％の人が「食べる」と回答。また、「おつまみをどのように準備しますか」と聞いたところ、「食事のおかずをおつまみとして食べる」（81.8%）が最も多く、以下、「市販のスナックや乾きものなど買う」（58.3%）、「おつまみ用におかずを作る」（29.3％）、「おつまみ用にできあいのおかずや総菜などを買う」（28.6%）と続きました。
ちなみに、「好きな手作りのおつまみ」としては、「枝豆のペペロンチーノがお気に入り。ゆでた枝豆をオリーブオイルとにんにく、赤唐辛子、ブラックペッパーでかるく炒めるだけ！」（50代）、「生ハム系のおつまみが好き！柿とかぶとクレソンといっしょにオリーブオイルであえたりします」（50代）のように、フライパンで作れる炒め物や具材をあえるだけのサラダなど、手軽に作れるものを挙げる人が目立ったといいます。
