新成人の「恋愛関心度」が意外な結果 「恋愛しない言い訳ができた」「マスクで顔が盛れた」

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近年、若者は「恋愛離れしている」「草食化している」と言われることも多いですが、本当にそうなのでしょうか。そこで、2022年の民法改正により新たに成人年齢となった18歳、19歳、20歳の男女499人に恋愛・結婚に関するアンケート調査を実施したところ、「恋愛に関心がある」と回答した男性は半数以上、女性は7割だったことが分かったそうです。

恋愛マッチングアプリ「Omiai(オミアイ)」を運営する株式会社ネットマーケティングが2022年11月に、「2023年最新版 新成人の主張」と題して実施した調査です。

まず、全国の新成人男女499人と21歳~50歳の男女400人を対象に「コロナ禍での生活はどのようなものでしたか?」と聞いたところ、新成人の44.5%が「青春を謳歌できなかった」と回答しました。一方、21歳以上の回答では「金銭的な不安が増した」と答える人が37.5%で一番多い結果となりました。

次に、新成人に恋愛観点での影響を5を中間値として、1~10で数値付けしてもらったところ、中央値の「5」を選ぶ人が一番多く、マイナス面と同じくらいプラス面もあったという声が多かったといいます。具体的なマイナス面では「学校行事が半分近く無くなって青春を謳歌できなかった」「会えないことで、恋人と別れるキッカケになった」という声があった一方、プラス面では「趣味に没頭できて、モテ非モテを気にしなくてよくなったから」「恋愛をしない、できないことへの言い訳にできたから」「マスクで顔が盛れたから良かった!」という声がありました。

続いて、新成人に「恋愛に関心はありますか?」と聞いたところ、「関心がある/やや関心がある」と回答した男性は52.9%、女性は70.6%でした。一方、他世代との比較を見てみると、「関心がある/やや関心がある」という人は20代が46.0%、30代が39.0%、40代が43.0%、50代が31.0%という結果に。

また、「日常生活で、あなたが積極的に時間を割いていることは?」と聞いたところ、「趣味」(44.5%)、「友人と過ごす」(36.3%)、「家族と過ごす」(33.1%)といった回答が上位に挙がりました。

さらに、「現在、パートナーはいますか?」と聞いたところ、男性の16.4%、女性の28.2%が「いる」と回答し、付き合った経験のある人を見てみると、男性の43.4%、女性の60.1%が「交際経験あり」と回答しました。また、お付き合い経験のある人にこれまでの人数を聞くと、「1人」が男性42.5%、女性30.7%で最多となりました。

続いて、新成人に「恋愛対象者との出会いはありますか?」と聞いたところ、46.1%が「出会いはある/すこしは出会いがある」と回答しました。また、出会いがない理由について聞いたところ、「異性が少ない」が36.5%で最多となり、次に「自分自身に積極性が不足している」が29.1%で二番目に多い結果となりました。

最後に、「結婚願望はありますか?」と聞いたところ、男性56.3%、女性63.8%が「結婚したい」と答えました。年齢別に見ると、「25歳までに結婚したい」は男性12.4%で女性19.1%、「30歳までに結婚したい」は男性25.3%で女性33.9%だったそうです。また、結婚願望で「特に考えはない」以外の人を対象に、「もし結婚するとした場合の希望は?」と聞いたところ、「結婚式を挙げたい」(47.0%)、「子どもは2人以上欲しい」(44.1%)といった回答が上位に挙がったそうです。

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