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現在借りている住宅ローンは「変動金利型」約6割→ローンを組んだ時に戻れるとしたら?…「全く同じ選択をする」約半数

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2022年12月以降、固定金利型は引き上げが相次いでいますが、みなさんが借りている住宅ローンはどのタイプが多いのでしょうか。住宅ローンを返済中の全国の20~60代男女101人に調査をしたところ、現在借りている住宅ローンは、約6割の人が「変動金利型」と回答しました。また、住宅ローンを組んだ時に戻れるとしたら、どんな選択をするかについては、約半数の人が「全く同じ選択をする」と回答したそうです。

株式会社Q.E.D.パートナーズ(神奈川県川崎市)が、「住宅ローンについて意識調査」と題して2022年12月にインターネット上にて実施した調査です。

まず、「現在借りている住宅ローン」について聞いたところ、「変動金利型」(61.4%)が最も多く、次いで、「固定金利期間選択型」(20.8%)、「全期間固定金利型」(17.8%)と続きました。

同社は「住宅ローンを借りるなら低金利で借りられる変動型を選んでいる人が多いようです。ただし、日銀の政策に変更があったこともあり、2023年以降の金利について不透明感も出てきていると言えるでしょう。通常、住宅ローン金利は固定が上昇→変動も上昇といった順番になるので、固定金利が上がり始めているため、今後の変動金利がどうなるか注目です」と説明しています。

また、「住宅ローンを借りる時、いくつの金融機関へ相談(ローンの打診)しましたか」と聞いたところ、「2~3社」(50.5%)、「1社のみ」(47.5%)、「4~5社」(2.0%)という結果に。

同社は「属性によっては借りる銀行を変更することで、トータルで数十万円以上の差になることも珍しくありません。借りる額が多く、期間も長期になるのが住宅ローンなので、少しでも条件の良いところで組むようにすべきです」とコメントしています。

続いて、「住宅ローンは1人で組みましたか」と聞いたところ、「1人」が79.2%、「夫婦(ペアローン)」が20.8%という結果になりました。

また、「住宅ローンの繰上げ返済」については、69.3%の人が「繰上げ返済はしていない」と回答。さらに、「住宅ローンの完済予定」については、「65~69歳」(28.0%)が最も多く、次いで、「60~64歳」(22.8%)、「70~74歳」「75~79歳」(いずれも15.0%)、「51~59歳」(10.9%)と続きました。

次に、「住宅ローンを組んだ時に戻れるとしたら、どんな選択をしますか」と聞いたところ、「全く同じ選択をする」(46.5%)が最多に。次いで、「住宅を購入しない」(23.8%)、「ローンの種類を変更」(15.8%)、「金融機関を変更」(13.9%)と続きました。

なお、「全く同じ選択をする」と回答した人からは、「納得の低金利だったため」「現時点ではまだ固定の方が良かったとは思えないから」「大きな金額を取引するのにネット銀行は不安でした」といった声が寄せられました。

他方で、「金融機関を変更する」と回答した人からは、「もっと安い金利の金融機関があったから」「ネット銀行にして、金利をもっと下げたかった」「銀行より労金にお願いしたい」といった声が寄せられたほか、「ローンの種類(変動・固定)を変更する」と回答した人からは、「10年経ってみて低金利のままだったから、変動金利にすればよかった」「政府の対策の変更により金利も変わりその都度プランを再検討するのが大変だから」「変動で初めから組めばもう少し金額が低くなったかと思うから」などの声が寄せられたそうです。

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