体を寄せ合い階段の下を覗き見る3匹の猫たち――「いくらなんでも、この覗き方かわいすぎん??」とツイッターに投稿された写真が、注目を集めています。猫たちが気になっているものは何なのか、投稿者に聞きました。
投稿したのは、さとう@猫ぼっこ(@necobokko)さん。階段の上の壁のかげで、目を見開く3匹の猫たちの視線の先には、一体何があるのでしょうか。可愛らしいだけではなく、想像がふくらむ写真でもありますね。
投稿には「きゃーーっ 可愛いが渋滞してる」「可愛すぎて胸がキュンキュンする」「やりすぎだろ〜かわいいぞーーー」「反則ですね」など、猫たちの可愛さについての声がたくさん寄せられていました。アメリカの写真家からは「Wonderful photo.」というコメントも。
また、猫たちの表情などから、「新しいおやつかおもちゃかなとワクワクしてそうですね」「猫ちゃん達みんな仲良しなんですね」「『あれが…新入り?』『かわいいやんけ』『仲良くなれるかなあ…』とか話してそう」など、さまざまな想像をふくらませる人もいました。
足音に『遊びの時間かな?』と期待する猫たち
多くの人が猫たちの姿を愛でるこの写真は、どういった状況で撮られたのか? そして、猫同士の関係は? 香川県で6匹の猫たちと暮らす、さとうさんに聞きました。
――写真はどのような状況なのですか?
「2階にいた猫たちが、階段の人間の足音に気が付いて顔をだしたところです。猫たちにとって階段は遊び場で、運動を兼ねて毎日階段で遊ぶようにしています。人も猫と一緒に上り下りできるところが階段の良いところですね! 多分足音を聞いて『遊びの時間かな?』と期待したのだと思います」
――写真に写っている猫たちの名前や性格が知りたいです!
「手前から「ぼん」(ブリティッシュロングヘアー)。Twitterでは首を傾げる仕草が人気の目立ちたがりな男の子です。集合写真を撮る時も常にセンターを狙ってます(笑)。抱っこはちょっと苦手ですが、撫でられるのは大好き!ふと横を見ると、よくお腹を出してひっくり返ってます。
真ん中は「なでぃ」(雑種、サビ)。べてぃと同じ時期に同じ保護猫ハウスに保護されていた女の子です。なかなかお迎えしてくれる方が見つからず、姉妹のサビ猫が亡くなったと聞いてべてぃと一緒にお迎えすることにしました。大人しくて他の猫にも優しいとても良い子です。食欲旺盛でおやつやご飯の時だけ性格が変わります笑。
一番奥にいるのは「べてぃ」(雑種、三毛)。個性的な模様が美しい女の子です。なでぃと同じ保護猫ハウス出身です。かなりのあまえんぼでアピールが強めです! おやつとおもちゃが大好きで、身体の大きなお兄ちゃんたちにも競り勝ってます(笑)」
――全部で6匹いるそうですが、猫たち同士は仲良しですか?
「いつも一緒に遊んだり、寝てたりするので仲は良いと思います。昼間はそれぞれ好きなところで寝ていますが、夜は飼い主も含めて一緒にくっついて過ごしてます。みんなで遊ぶのが習慣になっているので、プロレスしていることはあってもケンカはないですね」
――多頭飼いをする上で、特に大切にしていることは?
「多頭飼いをしていると、トイレの状態がわかりにくいなどの問題があるので、できるだけ体調が把握できるよう意識しています。『あれ?いつもと違うぞ』といったことに早く気付けるよう、遊びも含めて習慣の中で観察するようにしています」
保護猫活動にボランティアで参加するさとうさんは、寄付つき商品の開発、保護猫カフェの立ち上げを障害のある方の就労支援として取り組んでいます。「犬猫の保護活動への寄付ブランドを障害のある方たちと一緒に作りたい」と、売上の一部を動物保護団体に寄付するブランド「necobokko」立ち上げに向けてクラウドファンディングに挑戦中(2023年1月12日まで)。
「人にも動物にも優しい社会の実現のために、出来ることをを地道にコツコツとやっていきます! 応援よろしくお願いします!」とのことです。
■クラウドファンディング「犬猫の保護活動への寄付ブランドを障害のある方たちと一緒に作りたい」
https://readyfor.jp/projects/necobokko
■さとう@猫ぼっこ(@necobokko)さんのTwitter https://twitter.com/necobokko
■さとう/猫ぼっこさんのInstagram https://www.instagram.com/necobokko/