テレビなどで活躍!著名人の人気ランキング 元アスリート1位はイチローさん、文化人1位は“ハイテンション”な語り口調の魚類学者

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近年はテレビとインターネットの境界が薄くなってきており、ネット上で活躍する著名人のテレビ出演が増えてきています。芸能人・有名人の人気度や将来性について定期調査を行っている株式会社アーキテクトが発表した「著名人の人気ランキング」によると、テレビで人気の文化人の1位は「さかなクン」が選ばれました。また、元アスリートでは「イチロー」さんが、YouTuberでは「ヒカキン」さんがそれぞれ1位に選ばれたそうです。

ランキングは、タレントの「認知度(顔と名前を知っている)と「誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)」の調査データを掛け合わせて算出された独自の指標「パワースコア」をもとに作成されており、本ランキングは2021年2月度と2022年5〜8月度に行われた調査を中心にまとめたそうです。それぞれのTOP3の結果は以下の通りです。

▽【テレビで人気の文化人】著名人の人気ランキング

【1位:さかなクン】
東京都出身、国立大学法人東京海洋大学の名誉博士・客員教授を務める魚類学者で、タレント活動もしています。ハコフグの帽子とハイテンションな喋り方、「ギョギョ!」のセリフが特徴です。魚の豊富な知識とわかりやすいトークが人気で、多くのバラエティ番組で活躍しています。
『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』『ハコフグのねがい』 『さかなクンのギョギョッとサカナ☆スター図鑑』など多くの書籍を出版したほか、2022年には自伝を原作とした映画『さかなのこ』が公開されるなど、注目度が高まりました。

【2位:藤井聡太】
愛知県出身の将棋棋士です。2015年の中学1年生のときに、史上最年少で奨励会三段に昇段し、さらに2016年には史上最年少でプロ棋士になったことで、一躍有名になりました。プロデビュー後の公式戦では連勝を重ね、注目を集めます。2017年の竜王戦決勝トーナメント2回戦で敗れるまで29連勝し、歴代最多連勝記録を更新しました。
書籍『藤井聡太 強さの本質』『写真で追う 藤井聡太 最年少二冠までの軌跡』や、Nintendo Switch用ゲームソフト『棋士・藤井聡太の将棋トレーニング』が発売されるほどの人気ぶりです。

【3位:池上彰】
長野県出身のフリージャーナリストです。1973年にNHK入局後、報道局記者や番組キャスターを務め、2005年に退局。確かな取材力にもとづく情報提供だけでなく、優しい話術とわかりやすい解説は現在も人気です。
『池上彰のニュースそうだったのか!!』や不定期特番『池上彰スペシャル!』などのテレビ出演だけでなく、日本経済新聞や朝日新聞でも連載を持っています。

▽【元アスリート】著名人の人気ランキング

【1位:イチロー】
愛知県出身の元プロ野球選手。2019年の引退までに、数々の記録を打ち立て、現在はシアトル・マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターです。1991年のオリックス入団当初は、登録名が『鈴木一朗』でしたが、1994年に『イチロー』に変更し、以降7年連続で首位打者になりました。
2001年にシアトル・マリナーズに移籍し、野手としては日本人初のメジャーリーガーになりました。新人賞に始まり、首位打者・盗塁王などさまざまな輝かしい活躍で、メジャーリーガーとしても話題になります。2001〜2003年までのドリームチームでは、ファン投票1位になるほどの人気を博しました。

【2位:浅田真央】
愛知県出身のフィギュアスケーターです。2005年の世界ジュニア選手権で優勝して以来、『真央ちゃん』と国民に親しまれ、期待されてきました。2010年のバンクーバーオリンピックの銀メダリストで、3回ものトリプルアクセルを成功させ、大きな話題になりました。
2022年9月から2023年3月まで、自身が座長を務めるアイスショー『BEYOND』を、全国を巡りながら開催しています。

【3位:新庄剛志】
長崎県出身の元プロ野球選手で監督、タレントです。1989年に阪神タイガースに入団し11年在籍後、MLBに挑戦。野手FA選手としての挑戦は、日本人初のことでした。
2006年に引退後、2022年に『BIG BOSS』として、北海道日本ハムファイターズの監督に就任。来期は『SHINJO』として続投すると宣言し、ファンを沸かせました。

▽【YouTuber】著名人の人気ランキング

【1位:ヒカキン】
高校生のときにチャンネルを開設したビートボクサーYouTuberで、投稿した動画『Super Mario Beatbox』が話題になりました。エアロスミスやアリアナ・グランデなど、大物アーティストとビートボックスで共演を果たしています。メインチャンネルである『HikakinTV』の登録者数は、1090万人(2022年10月時点)。親しみやすい語り口とコミカルな表情、さまざまな内容の動画が人気です。
サブチャンネルには、『HikakinGames』『HIKAKIN』『HikakinBlog』があるほか、『TikTok』のテキスト読み上げ機能にヒカキンの声が実装されたり、『YouTube Fanfest Japan 2022』への出演が決定したりと、安定した人気があります。

【2位:ハラミちゃん】
チャンネル登録者数203万人(2022年10月時点)のポップスピアニストYouTuberです。持ち前の絶対音感と、特技である即興演奏を生かした、ストリートピアノ動画で一躍注目を集めました。
2020年にアルバム『ハラミ定食 ~Streetpiano Collection~』をリリース、2022年には『ハラミちゃんリクエスト収穫祭 ~みんなで決める!! 最強ピアノカバーBEST50~』『ハラミちゃん クリスマスコンサート 2022』を開催するなど、精力的に活動しています。

【3位:はじめしゃちょー】
『自由』をモットーに活動しているYouTuberです。メインチャンネル『はじめしゃちょー(hajime)』の登録者数は1030万人(2022年10月時点)です。2015年には『740人でだるまさんがころんだやってみた』で、ギネス記録を取得しました。
動画投稿のほかに、イベント『動画クリエイター展(2022年)』のプレス説明会への登場や、メディア『Forbes JAPAN』へのメッセージ、ドラマへの出演など、多岐にわたって活動しています。

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【出典】
▽著名人の中でも人気が高いのは誰?ランキング形式で人気度をチェック
https://tpranking.com/famous-people
▽タレントパワーランキング
http://tpranking.com/

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