きょう13日午後2時、静止気象衛星が「ひまわり8号」から「ひまわり9号」に切り替わりました。「ひまわり9号」は、「ひまわり8号」と同じ性能を備えており、天気予報などに欠かせない観測データを国内外に届けていきます。
静止気象衛星「ひまわり」 日本で最初に観測したのは昭和53年(1978年)
日本で最初に静止気象衛星「ひまわり」による観測を開始したのは、昭和53年(1978年)4月です。
上の画像は、昭和53年(1978年)4月6日午前9時(日本時間)、「ひまわり」によるの運用開始画像です。
静止気象衛星 「ひまわり9号」にバトンタッチ
その後、静止気象衛星「ひまわり」シリーズは、歴代のひまわりから、8号へと交代し、きょう13日午後2時(日本時間)、「ひまわり8号」から「ひまわり9号」へ切り替わりました。
「ひまわり8号」は2015年(平成27年)7月7日から7年以上の間、上空約3万5800kmの宇宙から地球を見守り続けてきました。
一方、「ひまわり9号」は、2016年(平成28年)に打ち上げられ、これまでバックアップ機として「ひまわり8号」の近くで待機していました。
「ひまわり9号」は、「ひまわり8号」と同じ性能を備えており、天気予報、船舶・航空機の安全な運航、また、近年激しさを増す台風・集中豪雨の監視や予測などに欠かせない観測データを国内外の利用者に届けていきます。
参照:気象庁ホームページ
https://www.jma.go.jp/jma/press/2211/11a/20221111_sat_kirikae.pdf