街にもクリスマスの装いが増えてきました。今年は何かとお金に関するニュースが多かった年ですが、みなさんはどんな風にクリスマスを楽しむのでしょうか。株式会社リクルート(東京都千代田区)が提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』が実施した「クリスマスプレゼント大調査2022」の調査結果によると、約3割の人が「物価上昇や為替などをはじめとした経済状況が子どもへのクリスマスプレゼントに影響がある」と回答したそうです。
調査は2022年10月~11月の期間にインターネット上にて実施され、高校生の子どものいる男女310人(男性155人、女性155人)と、同メディアの高校生エディターおよび公式LINE登録者の高校生男女779人(男子205人・女子574人)から回答を得たといいます。
高校生の子どもがいる保護者310人に「最近の物価上昇や為替などをはじめとした経済状況が子どもへのクリスマスプレゼントに影響はありますか」と聞いたところ、30.3%の人が「影響あり」と回答しました。
また、「影響がある理由」については、「物価上昇が家計を圧迫していて節約が必要」(52.1%)が最多となったほか、「収入が減少」(18.1%)、「今後の収入を見据えたやりくり」「今後の家計圧迫を見据えたやりくり」(いずれも10.6%)といった回答が挙げられたほか、回答者からは「作る料理の食材などの値上がりで家計の負担が増え、家計の中からプレゼントにかけるお金の割合が減るため」(女性/大阪府)という声も寄せられ、今年はいつもよりもやりくりをしながら楽しむクリスマスであることがうかがえたそうです。
続いて、高校生の男女779人に「今年のクリスマスに欲しいプレゼント」を聞いたところ、昨年に引き続き「お金(現金)」(42.7%)が1位に。
同様に、保護者に「今年子どもにあげたいプレゼント」を聞いたところ、こちらも「お金(現金)」(42.9%)が1位という結果になりました。
なお、高校生が2021年のクリスマスに実際にもらったプレゼントの金額の平均は「8543円」で、2020年の「8237円」と大きな変化はなかったそうです。