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パートナーが「高級車」に乗っていたら…男性は「経済的に余裕がありそう」、女性は?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

パートナーや気になる相手が「高級車(外車を含む)」に乗っていたらどんな風に思いますか。リセールバリュー総合研究所(東京都港区)が実施した「男と女のカーライフ実態調査」によると、男性は「経済的に余裕がありそう」が多くなった一方で、女性の4人に1人が「お金の使い方が心配になる」と回答したことがわかりました。

調査は、全国の男女650人(男性324人、女性326人)を対象として、2025年10月にインターネットで実施されました。

まず、「自身の金銭感覚」について聞いたところ、異性と比べて「自分のほうが堅実」と答えた人は男性が28.1%、女性は35.3%で、女性のほうがより家計管理や将来設計に対して慎重な姿勢が強く、“堅実さ”を自認する傾向が見られました。

一方で、男性は「同じくらい」(29.6%)や「わからない」(29.9%)と回答した割合が高く、「差を感じにくい・意識しにくい」傾向が浮き彫りになりました。

次に、「自動車にかけるお金」について聞いたところ、「生活費の一部」と考える人は女性で36.8%、男性で34.6%となり、女性の方が“日常出費”として捉える傾向がやや強い結果となりました。

一方で、「趣味・娯楽としての支出」は、男性が39.8%で女性(36.5%)を上回り、男性のほうが“クルマを楽しむ意識”が残ることがうかがえます。全体としては「生活費」派が上回るものの、“節約ムード”の中でもクルマを“心の余裕”として扱う層が一定数存在し、男女の価値観の違いが浮かび上がりました。

また、「自動車にかけてもよいと思う購入費の上限額」については、男女ともに「100〜200万円」(男性31.3%、女性27.5%)が最多となり、中央値も同区間となりました。

一方で、「400万円以上」と答えたのは男性が13.2%、女性では8.8%にとどまり、特に女性は100万円未満(同24.7%、同29.1%)も男性を上回り、“価格重視”の慎重姿勢が際立ちました。

続けて、「ローンを組む際に最も重視すること」を聞いたところ、男女ともに「金利」(男性39.2%、女性35.0%)が最多となり、次いで「月々の支払い額」(同31.2%、同30.1%)、「総支払額」(同13.3%、同13.2%)が続きました。

また、「理想のカーライフに近づくためにお金をかけたい部分」については、男女ともに「燃費・電費性能」(男性29.3%、女性21.8%)、「維持費の安さ」(同14.2%、同13.2%)が上位となった一方、男性では「デザイン・外観のかっこよさ」(10.5%)、女性では「運転のしやすさ」(12.6%)といった意見も挙げられました。

最後に、「他人の車の種類やグレード」に対して、男女ともに7割が「気にしない」(男性68.5%、女性73.6%)と回答し、“車=ステータス”という価値観が薄れつつある傾向が見られました。

ちなみに、パートナーや気になる相手が「高級車(外車を含む)」に乗っていた場合、「特に何も思わない」(男性38.0%・女性32.2%)が最多となったものの、男性は「経済的に余裕がありそう」(23.1%)、女性では「お金の使い方が心配になる」(24.5%)という意見も上位に挙がり、かつては“憧れの象徴”だった高級車も、今では“金銭感覚のズレ”を感じさせる存在になりつつあることがうかがえる結果となりました。

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