日本がスペインを破った興奮冷めやらぬ12月2日朝、劇的なゴールを決めた堂安律選手や田中碧選手の名前をもじった交通標語が熊本県に出現しました。「師走でも律する心で安全運転」「交差点アオ信号でも左右確認」。やや強引ですが、日本の歴史的勝利に貢献した堂安選手と田中選手の名前を使って交通安全を呼びかけています。撮影したYAMABIKO(@yamabiko1637)さんによると、ドイツ戦の時も得点した選手の標語が出現し、「何かやるな…」と思っていたのだとか。YAMABIKOさんに聞きました。
「得点を決めた選手と絡めてくる」
熊本県警はこれまでも東京五輪の阿部兄妹金メダル獲得や星野源さんと新垣結衣さんの結婚など、世をにぎわせたニュースをもじった交通標語を出してきました。
ドイツを2ー1で破った勝利の後は、同点ゴールの堂安(ドウアン)選手にかけた標語。
横断歩ドウ
アン全確認
俺はやる!
勝ち越しゴールの浅野(アサノ)拓磨選手にかけた標語も。
アん全運転
サ右確認!
ノーわき見
と、このようにドイツ戦でもなかなか強引に交通標語を成立させてきたので、YAMABIKOさんは「スペイン戦の後も『得点を決めた選手に絡めて出して来る』と予想していました」と待ち構えており、スペイン戦後の無理やり気味の標語も「同点ゴールの堂安選手と、逆転ゴールの田中選手だとすぐに分かりました!」と振り返ります。
YAMABIKOさんが交通標語を見つけたのは、12月2日午前9時45分ごろ。スペイン戦が終わったのが午前6時すぎなので、数時間で標語をアップしており、「試合が終わってから表示するまでの早さが凄い」と感嘆します。
YAMABIKOさんは「クロアチア戦後の標識が楽しみです」と12月5日キックオフの一戦を心待ちにしています。熊本県警の次回作に期待しましょう。