「レアな缶コーヒー」が関西の自動販売機限定で多く生息してるって、ほんま?

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寒~い冬、身体を中からあたためたり、かじかむ手をぬくめるために、自動販売機で「あったか~い飲み物」を買ったことがある人は多いのではないだろうか。

日頃はコンビニで飲み物を買うことが多い私も、特に寒い日は、ついつい手近な暖を求めて自動販売機を探してしまう。しかも冷えた身体には、いつもより甘い飲み物が沁みる…。

自動販売機で「あったか~い飲み物」を買う機会が多くなり、少し気になっていることがある。関西の自動販売機では、「ちょっと容量多めの缶コーヒー(カフェオレ)」に遭遇することが多い気がする。気のせいだろうか。

 関西地方では、ミルク感と甘さが特徴の、容量多めの「カフェオレ」が人気?

 早速この疑問を、先月「BOSSとろけるカフェオレ(関西限定)」をリニューアル発売したというサントリーにぶつけてみた。

販売元であるサントリーの調査によると、「関西は全国平均に比べて1・3倍ほどカフェオレが売れる」とのこと。しかもエリア別の嗜好調査でも「関西エリアは、ミルク感と甘さ強めを好む傾向が高い」という。

関西の喫茶店ではミックスジュースやクリームソーダが定番メニューであり、昔から老若男女に愛されている。そう考えると、関西人が甘くてミルクたっぷりのカフェオレを好むというのもうなずける。

また、容量についても「250グラムの缶コーヒーが関西エリアで1・4倍ほど売れている」のだとか。

現在、自動販売機やコンビニで見かける缶コーヒーは185グラムのショート缶が主流。ということは、関西では他のエリアよりも65グラム多い缶が支持されているということになる。関西人は「これお得やってん」「安く買えたで」とお得感に敏感であり、すぐ人に自慢したがる。そんな関西人独特の価値観が「250グラムの缶コーヒー」の売れる市場を作り出しているのかもしれない。知らんけど。

 この冬は自動販売機で、関西の風物詩「250gサイズの缶のカフェオレ」を探してみては?

缶コーヒーの市場は年々縮小しているが、自動販売機ではいまだ缶コーヒーが売上の4割以上を占めるという。関西でも自動販売機でのみ多く展開されているのはそのせいだろう。関西では、多くの飲料メーカーの自動販売機で、かなりの確率で「250グラムサイズの缶コーヒー(カフェオレ)」に遭遇することができる。

なにかと仕事や用事が立て込み気ぜわしくなる年末、ちょっとした息抜きに「関西限定のレアな缶コーヒー」探しをしてみるのはいかがだろう?レアキャラを見つけた高揚感とミルクたっぷりの甘ーい味わいが、きっとあなたの心と身体を癒してくれることだろう。

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