「いい子にしないとサンタこないよ!とは言いたくないけど、
サンタをダシに早く寝かせたいわたしが編み出した決め台詞
『サンタは子供にしか来ない。夜更かしすると大人と間違われてサンタこなくなるよ』」
ふじん(@countessofvvv)さんがTwitterに投稿した、子どもを早く寝かせるためにサンタさんをダシにしつつも、きちんと理由があるセリフに注目が集まっています。
「天才すぎて震えました、私も使わせて頂きます」
「この方法あと20年早く知りたかったなぁw」
「子供の気持ちと、サンタを悪者にしない事を大事にする姿勢の親御さん…いいなぁ」
このツイートに賛同する声がたくさん集まりました。
「脅し文句って使いたくないけど、つい言っちゃうので、言葉変換できるのすごい」
「療育で『サンタを脅しに使わないで下さい。いい子にしないと来ないよと言って、いい子にできなかった時にプレゼントをあげなければソレは正解ですが、結局あげてしまった場合、嘘つきと覚えて、次第に大人の言う事を聞かなくなります』という話を聞いた矢先だったので!就寝の場合ならコレでいけますね✨」
「私も『〜しないと〜できないよ!』という否定的な言葉は使いたくなくて。この言葉は『どうしてか』っていう理由付けもしっかり筋が通っていて、素敵なアイデア✨」
リプライには同じ悩みを持つママさんからの共感の声も。投稿したふじんさんにお話を聞きました。
子どもが相手だからこそ、きちんと納得できる理由を
ーー今回のセリフを思いついたきっかけは?
「5歳になる息子がいるのですが、小さい頃からきちんと説明して納得してもらうことを心がけているので、「早く寝なければいけない理由」をなんとか捻り出した結果、出てきた言葉です」
ーーお子さんに伝えたらどんな反応でした?
「息子は、『それは大変!!』という感じで、さっと寝ました」
ーーリプライに「ふじんの育児語録集出してほしいです!」というリクエストもありましたね!最近、お子さんとの会話で、お子さんの反応が良かったエピソードなどありますか?
「以前、嬉し涙について不思議に思った息子に質問された時、『人は心の中にいくつもお皿を持っていて、そこでいろんな気持ちを受け止める。そこから溢れたものが涙になる。悲しい気持ちのお皿は小さいからすぐに涙が出ちゃうけど、嬉しい気持ちのお皿はとっても大きいから、嬉しくて泣いちゃうことは少ないけど、嬉しすぎると気持ちが溢れて泣いちゃうんだよ』と伝えたら納得してくれたのですが、隣にいたママ友にも『すごくいい説明』と褒めていただいたことがあります」
ーー今回の投稿に大きな反響がありました。印象に残っているコメントはありますか?
「ちょっとしたツイートのつもりが多くの人が便利と感じてくれたことを特に嬉しく思います。お子さんがいない方でもなるほど!覚えとこう!とコメントしてくださったのが印象的でした」
そんな、ふじんさんのもとですくすく育つ息子さんの発言を投稿したツイートも、2.7万件ものいいねがつくほど話題に。
「どうして既婚者なの。今の旦那とは別れて俺と結婚してよ。
って毎日口説かれてて困っています。
ついに結婚式だけでも挙げさせて。とか意味わかんないこと言い出しました。
何度あなたとは結婚できないって説明しても理解してくれない。
5歳の息子が。」
「子どもにとって『結婚』という言葉のチョイスは、『いちばん大好き』という意味だと思ってます。一生に1人しか選べない大好きな相手って感じなんでしょうかね。そんな子どもの語彙力が愛しいなーと思います」とふじんさん。
ふじんさんと息子さんの言葉のやりとりは、思わずクスッと笑える心温まるエピソードばかり、育児が楽しくなりそうです。
ふじんさんは、ブーケやアレンジメント、店舗の装花などを手掛けるオーダー専門の花屋jeune feuille(ジュヌ・フォイユ)を営んでいます。今の季節は素敵なクリスマスリースなども販売。ネット注文で全国に発送。
【花屋jeune feuille】
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