夜景観光士が選ぶ「イルミネーションアワード」 総合エンタテインメント部門1位に「ハウステンボス『光の王国』」

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冬の風物詩ともいえるイルミネーション。一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローは、ぴあ株式会社と共に2022年11月、「第10回イルミネーションアワード」を沖縄県南城市・ユインチホテル南城で開催。その結果、「イルミネーションランキング」の総合エンタテインメント部門の1位には「ハウステンボス『光の王国』(長崎県佐世保市)」が選ばれたそうです。

ランキングは、同団体が主管する全国6102人の夜景観光⼠を対象に「実際に⾏ってみて良かった前シーズンの冬期イルミネーション」をテーマに、国内の施設を対象として実施したアンケート結果をもとに決定。「総合エンタテインメント部門」「イルミネーション部門」「プロフェッショナルパフォーマンス部門」の3部門においてランキング化したといいます。

「第10回イルミネーションアワード」の「総合エンタテインメント部門」は、日本のイルミネーションを牽引してきた「ハウステンボス『光の王国』(長崎県佐世保市)」が前人未踏の10年連続で1位を獲得。通年で楽しめるイルミネーションとして、LED演出やプロジェクションマッピング、ARやVRなど多種多様な演出を実施。誰もが納得する殿堂級の光イベントだといいます。

次いで、2位には「さがみ湖イルミリオン(神奈川県相模原市)」、3位は「日本庭園 由志園 黄金の島ジパング8th ジャポニスムイルミIMPRESSIONISM(島根県松江市)」、4位「よみうりランドジュエルミネーション(東京都稲城市)」、5位「御殿場高原 時之栖イルミネーションひかりのすみか(静岡県御殿場市)がそれぞれランクインしていたそうです。

「イルミネーション部門」では、「あしかがフラワーパーク『光の花の庭』(栃木県足利市)」が7年連続で1位を獲得。光の城や藤棚など、独創的なアイディアで花の美しさを引き立てる世界感を創出。本物の花の色彩を凌駕するほどの光の色彩力にも定評があるといいます。

以下、2位「なばなの里イルミネーション(三重県桑名市)」、3位「東南植物楽園 沖縄南国イルミネーション(沖縄県沖縄市)」、4位「東京ドイツ村ウィンターイルミネーション(千葉県袖ケ浦市)、5位「さっぽろホワイトイルミネーション(北海道札幌市)」と続きました。

「プロフェッショナルパフォーマンス部門」の同率1位には、「関東三大イルミネーション」のひとつとして常に躍進し、江の島エリア一帯で実施される夜間の取り組みも加わった「湘南の宝石~江の島を彩る光と色の祭典(神奈川県藤沢市)」と、体験型イルミの元祖としての存在感は変わらず、光の地上絵、動物イルミ、光と音のショー、レーザーオーロラ等、その進化は止まらない「伊豆ぐらんぱる公園「グランイルミ」(静岡県伊東市)」が選ばれました。

以下、3位「レオマリゾート レオマウィンターイルミネーション2021(香川県丸亀市)」、4位「ラグーナテンボス ラグーナイルミネーション2021(愛知県蒲郡市)」、5位「グリーンランド Wonder illumination(熊本県荒尾市)がランクインしていたそうです。

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なお、同イベントでは「関東三大イルミネーション」の改選発表および新たな夜景観光ブランド「沖縄三大夜景」もあわせて行なわれています。

【関東三大イルミネーション】

▽あしかがフラワーパーク『光の花の庭』(栃木県足利市)

▽さがみ湖イルミリオン(神奈川県相模原市)

▽湘南の宝石(神奈川県藤沢市)

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【沖縄三大夜景】

▽浦添の夜景~てだこの夜景~(浦添市)

▽琉球ランタンフェスティバル(中頭郡読谷村)

▽東南植物楽園~沖縄南国イルミネーション~(沖縄市)

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