日清食品HDから、まいどなニュース編集部宛に小包が送られてきた。中には「シビ辛大豆麻辣ミート」と書かれた瓶詰め2個と、スーパーの掲示用に使うカード、日清食品のキャラクター「ひよこちゃん」のシール。商品説明を書いたリリースの類は何もなく、シール裏には、殴り書きで「ほんとにおいしいから食べてみてください!」としたためられていた。「み」を「ろ」と誤読しかねない雑っぷり。日清食品さん、ぶっ飛んでいませんか?
どうやら、商品は今年9月に新発売された「ちょい足しの達人 シビ辛麻辣大豆ミート」。瓶の横に書かれている「卵かけご飯や冷やっこに」に従い、熱々のごはんに麻辣大豆ミート、卵を乗せる。一口食べると、麻婆豆腐のようなスパイシーな香りが口いっぱいに広がった。そして後から唐辛子のピリッとした辛みがやってくる。卵のまろやかさと相まって箸が進む。冷ややっこに乗せると…お酒が止まらん!
熱い思いが溢れすぎて、思わず手書きに
広報担当者によると、チルド麺売り場には、ラーメンのトッピング用具材はチャーシューメンやメンマ、煮卵など醤油ラーメン向けのものはある。しかし混ぜ麺や担々麺、味噌ラーメン向けの具材は少ないため、開発を始めたという。代替肉として注目を集める大豆ミートを使用。唐辛子の辛さと花椒のしびれをきかせた肉みそ風に仕上げた。おすすめは、豆腐やサラダチキン、納豆などにちょい足しして食べること。「特に卵かけご飯は相性抜群」と太鼓判を押す。
編集部には、日清食品からPRのために新商品が送られてくることはよくある。でも、いつもはA4の紙に商品説明が書かれている。今回はどうして、シールの裏にメッセージを書いたのだろうか。「商品の担当者はすでに5~6瓶を食べており、本当においしいから一回食べてほしい!!という熱い思いが溢れすぎて、思わず手書きのメッセージを添えてしまった」とのこと。ちょっぴり雑な手書きの文字は、興奮の現れだったようだ。
「ちょい足しの達人 シビ辛麻辣大豆ミート」は378円。「ほんとうにおいしいから食べてみてください!」