その扱いやすさと容量の大きさから、世界中で18億人が利用していると言われるGoogleのフリーメールサービス、Gmail。
さまざまな機能が装備されているが、今SNS上で大きな注目を集めているのはスマートリプライ機能だ。
きっかけになったのは「Gmail君さあ…見積のPDF届いたからって、『高いね。』即答はないからね。」と自身のメール受信画面を紹介したふもさん(@fumokmm)の投稿。
受信したメールに対し、わざわざ入力せずともAIが返信文の候補を表示してくれるスマートリプライ機能。便利なことこの上ないのだが、ふもさんが受け取った見積書に対しAIが提案した返信文は「高いね」。もしこのまま送信してしまえば取引は破綻してしまいそうだ。
ふもさんにお話を聞いた。
ーーこの返信内容をご覧になったご感想を。
ふも:現在、私自身はほぼ仕事でのみGmailやTeamsを利用している関係で、 今回のような短めかつフランクすぎる返信は使う機会がほぼないと思っております。
百歩譲ってTeamsでは、同僚との気軽な会話を行う際のチャットなどではたまによいものがあれば押したりしております。今後はAIのさらなる普及により、このあたりももっとスマートになってくれたら使える機能になっていくのでは?と考えております。今後に期待します。
--投稿に大きな反響がありました。
ふも:思いの外反響が大きく少し驚いております。以前からGmailやTeamsなどスマートリプライ機能で「それはないよね」という内容に遭遇したらポストしておりましたが、今回も私自身笑わせてもらったものとなっています。
みなさんからリプライや引用いただいたご意見を見ていると「そのままでは使えない」「押し間違えそうで怖い」「この機能自体が不要」といったものが多かったように思います。メールで短いリプライでやり取りするような文化がある国などでは有用な機能なのかもしれないですが、日本ではあまりこの機能が活用されていないような気がしております。そこが、共感を呼ぶポストになったのかもしれません。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「クラウドが言いそう」
「検討します…位にしてください…押しちゃいそうで…やめて…ホント…」
「たまにめちゃくちゃフランクなのだったり、普通に失礼なものがあったりして困ります でも押したくなるようなのもちらほら…w」
など数々の共感の声が寄せられた今回の投稿。
なお今回の話題を提供してくれたふもさんは仕事でシステム開発に携わっている。「世の中がもっとITやAIで楽しく幸せになっていくことを願い」日々Xでクスっと笑えるネタにガールイラストを添えて投稿しているということだ。
「#パワーワードガール」「#パンラビングガール」「#凍てつくダジャレガール」などさまざまなガールネタがあるので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
ふもさん関連情報
Xアカウント:https://x.com/fumokmm
ガールネタ一覧:https://thinktwice.tech/sns/x/girls/