「ハロウィンで『ふみきりになりたい！』と言われたので作りました～
（必死に既製品で行けるキャラへの誘導もしたけど意志は硬かった）
息子と話してここはどうしたい？と話しながらラフスケッチから完成させました。
垂れベルトがいい感じになって嬉しい！」
こちらのツイートと共にねこかわおもち@3yさん（@omochi10_07）が投稿した仮装写真が話題です。
写真には、踏切警標（バッテン）を付けた黒キャップに、踏切配色の黒黄ボーダーシャツ、胸には方向指示器、両肩にカンカン赤く灯る警報灯、腕には遮断桿（しゃだんかん）から垂れ下がるヒラヒラ、手には全方向警報灯…のイメージを纏った息子さんの姿が！まぎれもなく「踏切なりきりBOY」です！！
「良すぎる、良すぎる、売って欲しいくらい良すぎる！！」
「完成度が凄い！！」
「とても可愛くて踏切愛を感じます！」
「安全に電車を導いてくださいね」
「踏切になりたいという謎のリクエストが可愛すぎますし、それに全力で応えたお母様も素敵すぎます」
「電車＆踏切LOVEな我が子に見せたら喜びそう！」
このクオリティに、ツイ民も絶賛。3.8万件のいいねがつき、大きな反響を呼んでいます。ねこかわおもち@3yさんにお話を聞きました。
息子の希望を第一に、柔らかい素材を使って
――再現度がスゴイです！完成までどのくらいのお時間が？
メインで取り組んだのは4日程度、計6時間くらいだったかと思います。日中仕事や家事をしているのと、子どもがいると作業がなかなか進まないのもあって、深夜に元気がある時にやっていたので作業は細切れでした。
元々、小さい頃から絵を描くのが趣味で、グラフィックデザインの学校に行ったり、広告とか編集の会社で働いていたことがありまして…。最近はほとんど子どもの前で描くだけなのですが、もともと絵に限らず考えて何か形にするのが大好きです。ただお裁縫はからっきしなので練習中です。
――息子さんと話しながら製作を進めたと。
やるからには喜んで着てもらいたかったので、本人の希望を第一にしながらの相談は必須でした。保育園のハロウィンのイベントに着て行くものだったので、息子やお友達を傷つけないように柔らかく、かつ、形状を保ってくれるにはどうするか…というのでしばらく考えあぐねていました。結局、フェルトでボール紙を挟む方法に落ち着きました。
――完成した衣装への息子さんの様子や感想は？
すぐに「（本物にはついている）スピーカーがない！」と指摘をもらって笑ってしまいました。材料も時間もなかったので流石にあきらめてもらいました。今は「また着たい！」と言ってくれており、本当に作って良かったです。クリスマス登園も踏切の服で行く気になっていて…市販のサンタ服も用意したのですが…笑。
――ご覧になった方からの感想はいかがでしたか？
保育園の先生が「踏切だ～！！お母さんがんばりましたね！！」と真っ先に褒めてくれました。イベントでは近所を歩いてお菓子をもらったりしてとても楽しいハロウィンになったようです。私の子どもの頃はハロウィンはなかったので、間接的に参加できて嬉しかったです。
休日に家族で線路沿いを歩き、踏切見学しています
――息子さんはいつ頃から踏切に夢中に？
1歳後半あたりに踏切好きになったと思います。変わった踏切の写真集をボロボロになるくらい読んでいます。プラレールも所持しており、踏切がいっぱいあります…笑。休日に家族で線路沿いをずっと歩くスタイルで踏切を見に行ったりしています。同じ路線でもいろいろな形の踏切があって、意外と面白いんですよ。
――家族ぐるみで踏切散策いいですね！お写真に大きな反響があり大変好評です。
初めは拡散されすぎて大丈夫か心配になりました。でも、皆さんの反応をみてみたら、子どもの踏切姿だけでなく、私の事も褒めてくださるコメントだったり、「こういうハロウィンがいいよね」という温かい意見ばかりでホッとしました。
もし新たなリクエストがあり、喜んで着てくれるなら可能な範囲で頑張るつもりです。以前描いた「踏切の警報灯のゆるキャラ」をとても気に入ってくれていたので、近々Tシャツにしてプレゼントする予定です。
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