秋冬になると「手荒れを感じる」女性の約9割 10〜11月頃から感じはじめる人が約半数…500人調査

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女性のみなさんのなかには、秋から冬に向かうにつれて手荒れを感じる人も多いのではないでしょうか。全国の30~59歳の女性500人に調査をしたところ、例年、「秋冬に手荒れを感じる人」が約9割にものぼることがわかりました。その一方で、「手荒れ対策をせずに後悔したことがある人」は約8割にもおよぶこともわかったそうです。

旭化成ホームプロダクツ株式会社が「手荒れと食器用洗剤に関する実態調査」と題して2022年8月に実施した調査です。

はじめに、「例年、秋冬になると手荒れを感じますか」と聞いたところ、「とても感じる」(54.2%)と「まあ感じる」(33.2%)を合わせて87.4%の人が「秋冬になると手荒れを感じる」と回答。また、「手荒れを感じ始める時期」については、「11月」(27.2%)、「10月」(19.2%)、「12月」(17.2%)、「9月」(7.1%)と続き、10・11月頃から感じはじめる人が約半数となっており、本格的な寒さが訪れる前から感じる人が多いという結果になりました。

その一方で、「手荒れ対策をせず後悔したことがありますか」との質問には「たくさんある」(34.3%)と「少しある」(46.2%)を合わせて80.5%の人が「手荒れ対策をせず後悔したことがある」と回答したそうです。

次に、「食器洗いは手荒れに影響があると感じますか」と聞いたところ、「とても感じる」(42.2%)と「まあ感じる」(43.8%)を合わせて86.0%の人が「食器洗いは手荒れに影響がある」と回答。その一方で、「食器洗いに向けてご自身の手荒れ対策は十分だと感じている」と回答した人は25.6%に留まっていたそうです。

また、「冬場の食器洗いに向けて有効だと思う対策」については、「ハンドクリームを塗る」(84.4%)が最多だったほか、「ゴム手袋を使う」(54.0%)、「手肌にやさしい洗剤を使用する」(38.6%)などが挙げられたそうです。

その一方で、「食器用洗剤を購入する上で最も重視する機能」を聞いたところ、「洗浄力」(51.0%)、「除菌性能」(12.4%)、「手肌へのやさしさ」(11.2%)と続き、“手肌へのやさしさ”よりも“汚れ落ち”が重視されていることがうかがえたといいます。

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調査結果を踏まえて友利新医師は「手荒れは日常よく目にする症状ですが、実は一度手荒れがおきてしまうと完全に良くなるには時間のかかる症状です。特に秋から冬にかけては外気の乾燥により手荒れの症状を感じる人が多くなってきます。また、手荒れを実感していない人も実は肌にダメージを受けている可能性があります」と説明。

さらに「乾燥を感じはじめたら手荒れの前兆と言えます。手肌へのダメージとなる食器洗いにおいても、乾燥を感じる前から手肌にやさしい洗剤で『乾燥対策』をすることが大切ですので、ぜひ食器用洗剤も、『手肌へのやさしさ』を基準に選ぶことをおすすめします」とも述べています。

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【出典】
▽旭化成ホームプロダクツ株式会社調べ

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