20代の頃に憧れていたクルマは…シニア・バブル世代は「スカイライン」、ミレニアル世代は輸入車の傾向

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みなさんが20代の頃に憧れたクルマはどんなクルマでしたか。10~20代の頃に免許を取得し、クルマを所有したことがある全国の男女664人に調査をしたところ、シニア世代とバブル世代が20代の頃に憧れたクルマの1位は「スカイライン」でした。また、ミレニアル世代では「メルセデス・ベンツ」が1位だったそうです。

株式会社KINTOが2022年8月に「3世代の『クルマ』に関する価値観調査」と題して実施した調査です。シニア世代(70代)の男女222人、バブル世代(本調査では50代を対象)の男女221人、ミレニアル世代(本調査では30代を対象)の男女221人に聞きました。

まず、各世代に「最初にクルマを持とうと思った理由」を聞いたところ、シニア世代とバブル世代は「クルマを持つことに対して憧れがあったから」(シニア世代46.4%、バブル世代41.2%)が1位となり、昔はクルマに対する憧れが今より強かったことがうかがえました。一方でミレニアル世代の1位は「通学・通勤で必要になったから」(45.7%)となり、憧れよりも現実的な理由からクルマを持つ人が多い結果となったそうです。

続いて、「初めてのクルマ選びで重視したポイント」を聞いたところ、三世代とも「価格」(シニア世代76.1%、バブル世代66.1%、ミレニアル世代64.3%)が1位になり、いつの時代もクルマ選びの際に価格が重視されてきたことがうかがえました。ちなみに、シニア世代は2位に「メーカー・ブランド」(43.7%)がランクインし、当時は価格に次いでメーカー・ブランドも重視されていたことがわかりました。

次に、各世代が「20代当時に憧れていたクルマ」を聞いたところ、シニア世代では2位に3倍以上の差をつけ圧倒的な1位となったのは日産の「スカイライン」(72票)で、スカGやハコスカといった通称で回答した人も多かったといいます。2位は同じく日産の「ブルーバード」(23票)となり、今でもリスペクトすべき2台が上位を占め、3位はトヨタの「クラウン」(21票)だったそうです。

また、バブル世代でも1位は「スカイライン」(32票)でした。僅差での2位は、80年代に登場しハイソカーとして人気を博したトヨタ「ソアラ」(28票)、3位もトヨタの「セリカ」(15票)がそれぞれランクインしていたそうです。

他方、ミレニアル世代では、1位に「メルセデス・ベンツ」(14票)、2位タイに「スカイライン」「ランドクルーザー」「レクサス」「アウディ」「フォルクスワーゲン」(いずれも7票)がランクインしており、国内メーカーから様々な車種が登場する中でも、輸入車がだんだん身近な存在と感じられるようになったことがうかがえたといいます。

最後に、「今後クルマを購入・所有する際の方法として『クルマのサブスク』を検討したいと思いますか」と聞いたところ、シニア世代は「非常にそう思う」(2.7%)、「ややそう思う」(22.5%)を合わせて25.2%の人が「検討したいと思う」と回答。なお、バブル世代では22.7%、ミレニアル世代42.1%の人が「検討したいと思う」と回答していたそうです。

その理由としては、「税金、任意保険料、メンテナンス費などのクルマに関わるあらゆる費用が一括で含まれているから」(シニア世代62.5%、バブル世代50.0%、ミレニアル世代44.1%)、「自家用車を『所有』するのは費用や手間がかかるから」(シニア世代51.8%、バブル世代56.0%、ミレニアル世代57.0%)、「月々定額料金なので、出費が計算しやすいと思うから」(シニア世代48.2%、バブル世代38.0%、ミレニアル世代47.3%)などが上位に挙げられていたそうです。

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