明日の朝ご飯は何にしよう…って前日に考えていますか? 夕飯だって戦争のようにチャチャっと作って「こぼさないのっ!」「野菜も食べて」とドタバタで食べるのに。次の日の朝ご飯メニューを考える余裕なんて、いったいどこにあるというのでしょう。働くママたちに朝食事情を聞いてみると「うちはこんなもので済ませてます」的な“時短レシピ”のオンパレードでした!
毎日同じ!
▽乳製品だけはしっかりと
家は毎日6枚切り食パン1枚(主人は2枚)と6Pチーズと牛乳。これだけ。火は使わない(笑)。手間といえば、パンを焼くくらい。手間って言えませんね。乳製品を取れば、朝のエネルギーチャージはできてると自分にも家族にも言い聞かせてますし、今のところ文句は出てません(笑)。野菜は給食と夕飯で。〔Iさん、子ども4歳〕
▽ストックはこれ!
毎日ご飯・ふりかけ・みそ汁。飽きないように、ふりかけは何種類もストック。のりたま、ゆかり、すき焼き風などなど…。後は、お湯をかければ良いだけの自家製即席みそ汁ストックをたくさん作りおきしておくんです。
即席みそ汁作り方は…ラップに味噌を小さじ軽くひとさじ、粉末だし少々、乾燥ワカメひとつまみ入れてぎゅっと包めば出来上がり。食べるときにお椀に入れてお湯をかけるだけ。乾燥豆腐や乾燥油揚げも売ってるので、それを入れても。〔Sさん、子ども6歳・4歳〕
作らない!?
▽栄養満点と信じる
毎日コーンフレークです。栄養バランスはしっかりと謳われているので、信じ切ってます(笑)。子どもが好きな甘めのものや、繊維たっぷりのものなど、何種類かをけっこうな分量買い置きしています。牛乳をかけるから、カルシウムも摂れる。毎日違う種類のものを食べれば、けっこう飽きないもんですよ。え? 家だけ?(笑)。〔Tさん、子ども10歳・7歳〕
▽帰宅時に買うだけ
帰宅時、毎日駅前のパン屋さんで数種類パンを買って、朝お皿に盛って「はい!」と出すだけ。野菜ジュースを添えるので、罪悪感は薄れます(笑)。1週間に1~2回くらいはパンを肉まんに替えるときも。決して彩り豊かな朝ご飯ではないけど、家族全員で「どのパンにする?」なんて話しながら食卓を囲めてるのでよし!!〔Yさん、子ども9歳・3歳〕
▽息子の一言に甘える
息子が言った「ボク、ホントにコンビニのおにぎり大好きなんだよね」という一言に食いつきました(笑)。種類豊富だし、1個100円になっていることも多い。具も和・洋・中さまざまなので、飽きることもないし、ご飯も家で炊くより美味しい、握り加減もいい!ってことで、もう毎日コンビニのおにぎり。主人と子どもは2個ずつ、私は1個。夕飯には毎日みそ汁を出すので、それを朝も必ず添えて。子どもは給食、主人は社食で栄養を摂っていただきます!〔Tさん、子ども11歳・9歳〕
残り物には福がある
▽何でもパンにのせて焼いちゃう!
前日の夜の残り物を何でもパンにのせて焼いちゃいます。たとえば、前夜カレーだったら翌朝パンにのせてスライスチーズをのせて焼くと「簡単カレーパン」。豚のしょうが焼きもパンにのせてチン。これが美味しいんですよ!さすがにかに玉は不味いだろうと思いつつ、マヨネーズをちょっとかけて焼いたらこれまた美味しい! そう、何でものせパン。子どもも喜んで食べます。ちょっと試してみてください。〔Eさん、子ども4歳〕
▽そのまま出す
前日の夕飯の残りをそのままおかずとして出します。なので、夜少し多めに作っておく。洋風のおかずの場合は、夜主食がご飯だとしたら朝はパンにする程度のアレンジ。たまーに子どもから「同じじゃん」と文句が出ることもありますが、土曜の朝は必ずホットケーキを焼く、を罪滅ぼしに文句はねじ伏せています(笑)。〔Aさん、子ども7歳〕
◇ ◇
不思議なことに上記のメニューについて、毎日同じでもオール買ったものでも、あまり子どもから文句が出ていないという共通点があるそうです。「こんなもんでごめんね」と思わず、何であれ「美味しいよ!」と出して、一緒に笑顔で食べているからかもしれませんね。