雨中演習の過酷さ示す塹壕足→ストーブに当てたら2時間で治りました 自衛官のツイートにTwitter民驚き

中将 タカノリ 中将 タカノリ

雨中での演習を終えた後の自衛官の足がSNS上で大きな注目を集めている。

「雨に連日打たれながら演習を終えた塹壕足 ストーブに当てたら二時間で治ります」とその模様を紹介したのは自衛官のJさん(@2gmdKe1lPM74dy7)。

塹壕足(浸水足)は、湿った冷たい靴下やブーツを何日も履いていることによって起こる寒冷障害。第一次世界大戦で冬季に塹壕戦を戦った兵士たちが悩まされた症状なので、この呼び名がつきました。軽症な場合は、足が青白くなり、皮膚が温度変化・わずかな接触に過敏になります。重症な場合は、靴擦れ・水膨れが生じ、感染症を引き起こすとされています。

ふやけて深いシワが刻まれ、赤や白に変色してしまったJさんの足。演習の過酷さを物語るJさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「ひえ〜。゚(゚´ω`゚)゚。元に戻るの。゚(゚´ω`゚)゚。」
「パンみたいになってる…治るとは言っても大丈夫なのか!?」
「湿気った歌舞伎揚みたいお大事に」
「浴槽で一晩明かした時、起きたら全身こんなでした🤣」

など数々の驚きの声が寄せられている。

ーーJさんはどのような状況で演習を受けられていたのでしょうか?

J:連日雨が降り続け、靴下や靴を変える余裕もなく川や沼を歩きました。ずっとブーツに水が入っている状態です。

ーーここまでふやけると足の感覚はあるのでしょうか?

J:ここまでふやけても足の感覚はあります。むしろ足の神経が研ぎ澄まされてる感じでした。その為、靴を履いてる状態でも小石を踏んだりすると痛みを感じます。

ーー足をストーブにあてた時の感覚はどのようなものでしょうか?

J:生き返る感覚でしたね…(笑)。山中での演習で、夜寝る時は野宿、しかも雨が降っておりとても寒かったので手足が濡れて寒冷障害みたいな感じになってました。

足をストーブに当てると、白くなっていた部分が暖まるにつれ徐々に赤くなってきました。しばらくストーブで温めたら足の水分が抜け、足のシワが薄くなりハリが戻ってきたのが印象的でした。

ーーこれまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。

J:とても驚きました。色々な方からいいねなどをしてもらい、応援や暖かいコメントをいただきとても感謝しております。

これからも日々の訓練を頑張って精進して行きたいと思いました。

◇ ◇

厳しい訓練をものともせず、日々職務に励むJさんに称賛を送りたい。

Jさん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/2gmdKe1lPM74dy7

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース